



安田 かずきです。
ちょっとでも自己啓発に興味のある人なら、
必ずと言っていいほど目にするのが『アドラー心理学』
このアドラー心理学の中で、”共同体感覚”というものが説かれているんですが、なかなかこれが抽象的で分かりづらいという方も多いようです。
そこで今回の記事では、
- 私が“共同体感覚”をつかむ為に実践してきたこと
- その実践によって気付いたこと
そんなことをあなたにシェアさせていただきます。
この記事をご覧いただくと、”共同体感覚”の何たるかが分かりますし、天才ではない一般人がどうすれば肌感覚でそれを身に付けたのかが分かり、日々の幸福感がグンとアップするかと思いますので、ぜひ最後までご覧になってみてくださいね!
『笑顔生活アドバイザー』
『心とお金の不安を軽くする専門家』
経歴11年のファイナンシャルプランナーとしての顔も持つ、毎日を笑顔に変える道先案内人。
出生の悩みやコミュ障だった社会人スタート、2度の離婚、マイホームの売却、酒と異性に身を滅ぼしかけたこと、ノウハウコレクターとなって借金に苦しんだことなど、自身の壮絶な経験から得られた「人間力」「営業力」「笑顔力」向上につながるお話をシェアさせていただきます。
「今がツラくても人生変えられる」をテーマに、Youtubeで『幸せ笑顔チャンネル』、ツイッターで「人生を変える笑顔思考」を配信中。
YouTube:幸せの笑顔チャンネル
Twitter:かずき@ツラさを笑顔に変える道先案内人
アドラー心理学って?

まずは、アドラー心理学について。
アドラー心理学(アドラーしんりがく)、個人心理学(こじんしんりがく、英: individual psychology)とは、アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)が創始し、後継者たちが発展させてきた心理学の体系である。
抜粋:wikipedia
その理論とは、
5つの基本前提(5Basic Assumptions)
- 個人の主体性
- 目的論
- 全体論
- 社会統合論
- 仮想論
という、5つの前提条件の上に成り立つのですが、この前提条件を元に、アドラー心理学の被験者(来談者)に、共同体感覚を育むことを目的としています。
そんな基本前提を元にして書き下ろされたアドラーの著書『嫌われる勇気』は、国内累計208万部、世界累計485万部の大ヒットを記録しています。
- 承認欲求を捨てること
- 人生は競争ではない
- 仲間に貢献する
そんなことを説いてる本なんですが、日本で特にバカ売れですね!
周りの意見を尊重する日本人には、逆説的なタイトルがキャッチーに映ったのでしょう。
で、その共同体感覚とは、
共同体感覚について、まったく初めての人に説明することは難しい。それは、ちょうど、実際に、自転車もなく、また、自転車に乗ったこともない人に、自転車に乗るということについて説明するようなことだからである。
共同体感覚が発達している人は、自分の利益のためだけに行動するのではなく、自分の行動がより大きな共同体のためにもなるように行動する。なぜなら、人間は社会という網の目の中に組み込まれている(Social embeddedness)からである。それに対して、共同体感覚が未熟な人は、自分の行動の結末や影響を予測することをやめて、自分の利益だけしか目に入らないようにする。仮に、極端に自分の利益のことだけにしか関心がない人がいるとしたら、その人は自分の利益になる場合にだけ、他人と協力する/他人を利用しようとするだろうと想像される。そうすると、他人が自分を必要とする場合というのは、他人がその人自身の利益になる場合にだけということになり、安心して所属することが難しくなるだろう。このようにして、共同体感覚の未熟な人は、所属に問題を抱えやすく、不幸な人生を送ることになりやすいことになる。
共同体感覚について、アドラーは「共同体感覚は、生まれつき備わった潜在的な可能性で、意識して育成されなければならない」と述べている。それは、ちょうど自転車に乗れるようになる練習と同じことである。自転車に乗れるようになるためには、実際に、自転車に乗って練習しなければならない。最初は、うまく乗れずに転んだりして失敗を繰り返すだろう。しかし、そのようにして練習をしていくうちに、特別に意識することなく自転車に乗れるようになるだろう。同様に、共同体感覚を成長させるということは、共同体感覚とは何だろうと机上で考えることではなく、自分の行動ひとつひとつについて、「こうすることは、自分の利益ばかりでなく、相手のためにもなるだろうか。」「こうすることは、自分と相手の利益になるが、それはもっと大きな共同体にとってはどうだろうか。」と、より大きな共同体のためになる方向を選択することである。
抜粋:Wikipedia
( ゚д゚)・・・は?
ですよね?(笑)
もはや何を言っているのか、
「日本語でOK」と言いたくなるレベルで難解です。
そんな共同体感覚ですが、もう少し噛み砕いてシンプルに言い直すと、
「世の中の誰かのおかげで生きさせてもらってる」
こんな感覚を日頃から持てると幸せになれるよ~、って感じです。
(ちょっと大雑把すぎますがw)
理想と現実は違う

そんな素晴らしい”共同体感覚”ですが、これがなかなか難しいんです。
例えば、あなたが仕事で会社やチームメイト・お客さんのために、一生懸命頑張って成果を上げたとします。
それは会社の中でも抜きんでた成績だったとしましょう。
にも関わらず、会社の人から何にも評価されなかったらいかがですか?
「会社やチームメイトのために頑張ってきたのに!」
そんな気持ちになりませんか?
また、あと一歩というところで、目指していた社内成績1位を別の誰かに奪われてしまったら、
「その人のおかげで~」
なんて気持ちになれますか?
ちなみに、以前の私は全くそんな気持ちになれませんでした。
社会人に出てからずっと営業畑で働いてきたので、
「こいつのせいで1位を逃した」
「こんなに頑張っているのに、何であいつばっか評価するんだよ!」
と、不貞腐れてしまい、共同体感覚どころか、むしろ敵だとすら思っていたんです。
(かなり性格悪かったですw)
承認欲求を手放すために

私は承認欲求にずっと苛まれて(さいなまれて)きました。
そして、そんな感情が心の中から湧き上がってくることに、いつしか嫌悪感を覚えるようになっていました。
しかし、ある時気付いたんです。
「これって全部感謝することだよね?」って
周りから評価されなかったのは、評価されないだけの何かがあったということを学べたわけだし、
1位になれなかったのはセンスだけで1位になって調子に乗るな!って教えを学ばせてもらっていたのだし、
そもそも自分一人の売り上げだけじゃ、会社の事務所代や光熱費、社会保険料すら捻出できないんだし、
周りで一緒に働いてくれる人や、抜きんでた成果を出してくれる人のおかげでお給料をもらえているんだし、って。
そこに気付くようになってからと言うもの、自分の中から承認欲求や妬みのような感情が湧き上がってくるのを感じると、
「あぁ、ありがたいありがたい」
そう思うようにしてきたのですが、どうも心に蓋をしているような、どこかフワフワした感覚が抜けきれなかったのです。
「おかげさま」の共同体感覚は、自我と対極にあるもの
そんな中、『日本一の投資家』『平成の花咲爺さん」こと、師匠の竹田 和平氏に師事していた、山本時嗣氏の話を聞いた時、これまでのモヤモヤがスッキリと晴れ、もうめちゃくちゃシックリ来たのです!
(↓前回の記事はこちら↓)
記事中から抜粋すると、師匠である竹田和平氏は、
「人の夢を応援する前に、『ありがとう』と言いなさい。お前は感謝が足りない!」
「1年間に100万回『ありがとう』を言いなさい!」
これって、1日2,700回以上「ありがとう」を発するということですから、四六時中「ありがとう」言ってなきゃ追い付かないレベル。
「ありがとう」2,700回が生む効果

で、私自身、実際にやってみました。
というより、現在進行形でこの「ありがとう」2,700回に挑戦する毎日を送っています。
これ、やってみると分かるんですけど、、、なかなかできません(^^;
最初のうちは、感謝する対象を見つけて「ありがとう」を口にするようにしていたんですが、そうこうしている内に他に考えることが出てきたりして、いつの間にか止まってしまうんです。
次に、目に映るものや、そこから連想されるもの全てに「ありがとう」を口に出したり、心で唱えてみたりすることを始めてみました。
すると、前者のやり方に比べて「ありがとう」を沢山言えるようになってきました。
が、1日2,700回「ありがとう」を言えているかと聞かれたら、ちょっと自信が、、、(^^;
そこで、もう何も考えず、ただひたすら「ありがとう」で心を埋めてみるよう唱えてみることにしました。
そんなことをしばらく続けていたら、ハッと気づかされたことが!
そう、「ありがとう」を唱えている間は、
「承認欲求や妬みが入り込む隙などどこにもない」のです。
つまり、「自分が!自分が!」と自我を強くしていなくても、人は自然と妬みや打算を持ってしまいますし、そんな感情が入ってしまうと、途端に「ありがとう」という感情は萎んでしまうのだから、“共同体感覚”はうわべだけ感謝していても身に付くものではなく、体の芯までその感覚が染みわたって初めて体得するのではないでしょうか?
だからこそ、普段から四六時中「ありがとう」を意識せずとも口にできるぐらいの感覚をインストールしておかなければ、本当の共同体感覚は身に付かないということです。
共同体感覚の一文を、再度抜粋します。
「共同体感覚は、生まれつき備わった潜在的な可能性で、意識して育成されなければならない」
そう、天才でもない限り、私のような一般的感覚の人間は、最初は意識して「ありがとう」を言い続けるぐらいして、共同体感覚のなんたるかが初めて分かるのかもしれませんね。
私も、まだまだ2,700回言えてない日もあるんですが、それでも日々の心持ちはかなり変わってきたと実感しています。
「ありがとう」と言える理由を、後付けで考えることも増えてきました。
そのおかげなのか、一見不都合なことが起きた時にでも、単に感謝が増えたという類のものではなく、自然と「肚落ちできている」と思えるようになってきましたし、より毎日「おかげ」を意識して笑顔になれる時間が増えたと感じています。
まとめ

いかがだったでしょうか?
アドラー心理学もそうですが、1日2,700回「ありがとう」も、まぁまぁぶっ飛んでるでしょ?(笑)
ですが、もしこの記事をお読みのあなたが、数々の自己啓発本を読んでいながら変われないと思っているのなら、”既存の感覚”の枠外に飛び出せていない証拠かもしれませんよ?
「人生の幸福感を上げていきたい」と本気でお考えでしたら、1日だけでも私の言ってることを信じて「1日2,700回」のありがとうを唱えてみてください。
きっと新しい世界が見えてくるはずです。

とは言え、やってみたいけど、現実問題なかなか「1日2,700回」は難しいかもしれませんね。
それは、そこにチャレンジしてみようと思う、様々な阻害要因があるからです。
世の中の自己啓発本ではほとんど語られていないのですが、実は自分の思考や現実すら変えていくためには、成功法則や自己啓発で学ぶことを吸収する「下地」が実は必要となります。
同じ成功法則を学んでも、成果が出る人とそうでない人がいる。
それは吸収する下地があるかないかの違いであり、それがないまま自己啓発を学ぶのは、穴の空いたバケツに水を入れるようなもの。
あなたがそんな勿体ないことをしないように、
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