こんにち和!
生きていたら不安な気持ちになってしまうときって、誰でもあると思います。
あなたは不安な気持ちになったとき、どうしていますか?
不安な気持ちになると心が安定せずに、何も手に付かなくなってしまいます。
そうなるとやらなければいけないことが進まないですし、他人に当たりたくなってしまいます。
不安な気持ちは伝播しますので、周りにも悪い影響を与えてしまいます。
できることなら不安な気持ちを持ちたくはないですよね。
今回はそんな、できることなら避けたい「不安な気持ち」について考えてみたいと思います。
オンラインサロンIYASAKA立ち上げ時運営メンバー。
その人の「魂からやりたいこと」を一緒に探して引き出す天職支援コンサルタントとして活動中。
認知心理学をベースにして一人ひとりと丁寧に向き合うカウンセリング手法は、多くのクライアントから信頼を得ている。
目次
不安な気持ちとは?

まずは不安な気持ちとはどういった状態のことを言うのでしょう?
あなたはどんな時に不安な気持ちを感じますか?
- 仕事が上手くいくかわからないときに不安を感じる
- 将来どうなるかわからないのが不安に感じる
- 知らない人と会わなければいけないときに不安を感じる
いろいろなパターンがあるかとは思いますが、すべてに共通して言えることがあります。
それは「自分が今までに経験したことがないこと」に挑戦しようとする時です。
不安な気持ちというのは、未知の領域に踏み出さなければいけない時に湧いてくる感情なのです。
あなたが不安な気持ちになるときのことを思い出してみてください。
すべて未来に対することではないでしょうか?
まさか過去のことを考えて不安になるなんてことはないですよね。
不安な気持ちとは、未来に向けてどう思うかで湧いてくるものなのです。
不安な気持ちになる原因
不安な気持ちというのは今までとは違うことをしなければならない時や、経験したことがないことを想像したときに湧いてくる感情だと説明しました。
人間は今までに経験したことある出来事に対しては、不安な気持ちは持ちません。
経験したことがないから不安な気持ちになるのです。
例えば自転車に乗ったことがある人は、自転車に乗ることに不安は感じませんよね?
一度乗れるようになってしまうと、自転車を見て不安になるようなことはありません。
やったことがないことを自分でやってみて、上手くいくか失敗するか、結果の予想がつかない時に不安な気持ちが湧いてくるのです。
不安な気持ちになる根本の原因というのは、自分の予想の外にあるものに対して湧いてくる感情なのです。
不安な気持ちは対処療法では解決しない

不安な気持ちになってしまったとき、人は湧いてくる感情をなんとかしようとします。
どうにか不安にならないように感情を押さえようとしたり、別の事をして必死に気を紛らわそうとしたりすることが多いでしょう。
瞑想やヒーリングを試して心を落ち着けようとする人もたくさんいます。
しかし問題なのは湧いてくる感情を処理するのではなく、根本の原因を解決しなければいつまで経っても不安な気持ちの種は消えません。
たしかに運動でもすれば運動している間だけは不安な気持ちは忘れて気が紛れるでしょう。
瞑想すれば心が落ち着いて不安な気持ちは収まるでしょう。
しかしそれはその時だけしか効果はありません。
根本の原因にアプローチしていなければ、また時間が経てば湧いてきてしまいます。
しかも不安というものは、逃げれば逃げるほど大きくなってきます。
勇気を出して向き合わなければ永遠に消えることはないのです。
本当の意味で不安な気持ちをどうにかしたいのならば、その原因に向き合わなければいけないのです。
不安な気持ちになりやすい人の特徴
不安な気持ちになりやすい人にはある共通した特徴があります。
それは「結果を知りたがっている人」です。
どういうことかと言いますと、不安な感情は今までに経験したことがないことを想像したときに湧いてくると説明しました。
この先自分が上手くいくかどうか心配なときに不安になるのです。
上手くいくかどうか?失敗しないかどうか?が心配になって不安になります。
しかし上手くいくか失敗するかは、実際にやってみなければわかりませんよね。
結果は誰にもわからないのです。
おそらく神様にしかわからないことでしょう。
それなのに不安な気持ちになりやすい人というのは、成功するか失敗するかの結果が知りたいのです。
結果がわからなくて不安になるのです。
最初から成功するとわかっていたら不安になんかなりません。
逆に失敗するとわかっていたら最初から挑戦はしないので、不安になることもありません。
結果を求める人が不安な気持ちを持ちやすいとはそういう理由があるのです。
不安な気持ちの本当の対処法

それでは不安な気持ちの根本の原因にアプローチする対処法をお伝えします。
結果を求める気持ちが不安を湧き上がらせると説明しました。
ですので不安な気持ちの対処法は「完璧主義を止める」ということです。
結果というものは人間の頭でいくら考えていても、予想通りにいくことはまずありません。
どれだけあなたが優秀でお金持ちだったとしても、未来を確実に予想することなどできないのです。
完璧主義の人というのは、確実な結果を求めてしまいます。
少しでも失敗しそうな要素があると不安になってしまうのです。
100%確実に成功する確証がほしいのですが、残念ながらそれはありえません。
ですので完璧主義な人は、一生不安を抱えたままになってしまいます。
世の中は100%確実というものはありません。
それを認識すれば、まだ起きてもいない事に対して不安になることはなくなります。
人は不安な気持ちを乗り越えた時に成長できる
不安な気持ちというものはなぜ存在するのでしょう?
それは人を成長させるためです。
人はだれでも不安な気持ちが湧いてくることはあります。
そしてできればそんな感情を持ちたくないというのも十分理解できます。
しかしこの世に不必要なものは何一つありません。
それは不安な気持ち、ネガティブな感情も同じです。
ネガティブな感情というものは、人間の行動する原動力となるものです。
ポジティブな感情では「変わろう、動こう」という気にはならないですよね?
ネガティブな感情があるからこそ、人は現状に満足することなく成長発展することができてきたのです。
不安な気持ちというものも、成長に必要だから存在しているのです。
不安な気持ち:まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
不安な気持ちは確かに嫌なものです。
しかし正しく向き合えば、あなたの成長の助けになってくれる有意義なものになります。
不安から逃げていてはいつまでも成長できないですよね。
あなたがもしも不安な気持ちを抱えて新しいことに挑戦できないでいたら、ぜひ今回の記事を参考にして、壁を乗り越えて成長を目指してみてください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
弥栄ましませ。
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