あなたの心の浮き沈みが激しい原因は、『腸』にある!?~脳腸相関の不思議な世界~

「最近、イライラしたりやる気が出なかったりするんだよね。やっぱり季節の変わり目だからかなぁ」
「メンタルの浮き沈みが激しくて自分でもどうしていいか分からない」

…あなたもこんな風に、自分の気持ちの浮き沈みが激しくて困ったりしていませんか?

自分の気持ちが思うようにコントロールできないと、やろうと思っていたことが手に付かなかったり、そうやって先延ばしにしてしまった自分に対して自己嫌悪の感情を持ってしまったりして辛いですよね。

この記事では、ちょっと意外な観点から「メンタルの浮き沈みの原因」の可能性を探っていこうと思います。

もちろん、この記事に書かれている事だけが正解ではありませんので、一つの参考としてお役立ていただければと思います。

書いた人

あなたに質問です。

ここで、あなたに一つ質問させてください。

毎日、快便ですか?バナナみたいなウンコが力まず出ていますか?

「え!?何ですかいきなり?感情のお話のはずなのに、どうして突然ウンコなんて言い出すんですか!?理解不能です。ユーアークレイジー!」

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、実はこれ、とっても大切な質問なのです。

なぜなら、最近注目されている事象に『脳腸相関』というものがあり、つまりは脳の働きと腸の働きは密接に関連し合っていることが様々な研究から明らかになってきているからなのです。

日本語には、意志を腸(腹)に例えて表現した言葉が多数あります。

例えば…

・腹に落ちる
・腹を割って話す
・腹が立つ
・腹を抱えて笑う
・腹(肚)が座る

などなど…。

こんな風に、昔から日本人はお腹の感覚と自分の気持ちとの結びつきを感じ、それを表す言い回しを用いているんですよね。

こうした「脳とお腹の繋がり」の仕組みが、最近の研究で明らかになってきているのです。

脳腸相関とは?

では、その『脳腸相関』とは一体どんな現象なのでしょうか?

海外も含めて様々な研究論文が発表されていますが、ここでは公益財団法人腸内細菌学会ホームページに書かれた定義を参照しながら簡潔に説明させていただきますね。

「脳腸相関」(brain-gut interaction)

脳と腸は自律神経系や液性因子(ホルモンやサイトカインなど)を介して密に関連していることが知られている。この双方向的な関連を“脳腸相関(brain-gut interaction)”または“脳腸軸(brain-gut axis)”と言う。

公益財団法人腸内細菌学会ホームページ「用語集」

例えば、消化管に異物(毒)が入ってきた時、消化管からは「こいつは危険だ!」という信号が脳に向けて発せられます。

それは神経系を介して脳に送られ、腹痛や腹部の不快感として感じられます。

また、それと同時に抑うつや不安などの感情変化も引き起こします。

そして、それらの情動変化がまた腸へとフィードバックされ、さらに消化管の不調を引き起こしたり、下痢や嘔吐といった症状になったりします。

また劇薬などが体内に入ってきた場合には、「脳を介して」などと悠長なことを言っていられません。

いち早く体外に毒を排出しないと生命の維持に関わります。

そうした場合は、腸が独自に判断して下痢や嘔吐といった症状を引き起こし、それと同時に脳に危険を知らせる信号を送って不快感や胸のムカつき、腹痛などを生じさせるそうです。

また一方で、脳が感じるストレスが神経系やホルモンを介して腸に伝わり、腹痛や下痢、胃のムカつきなどを生じさせるケースもあります。

重要な会議の前やプレッシャーのかかる場面に出るような時、お腹の調子が悪くなることはありませんか?

あれなどはまさに、『脳腸相関』の為せる業なのですね。

以上のことから、腸の調子が良くないと脳にもその影響が及び、あなたのメンタルの浮き沈みを引き起こす可能性があるということが言えます。

最近話題の『腸活』は脳にも効果あり。

最近、ダイエット法や健康法として『腸活』という言葉が知られるようになってきました。

腸を元気にすることで身体の代謝を良くして、ダイエットに役立てようということですね。

この腸活は、「脳腸相関」の考え方を合わせると単にダイエットできるだけではなくメンタルヘルスにも役立つと考えられます。

では、具体的な腸活(腸に良いこと)の方法にはどんなものがあるのか見てみましょう。

食物繊維、発酵食品を摂る

一つめは、野菜や穀類・海藻類などに含まれる食物繊維を摂ることです。

食物繊維は摂取しても消化されずそのまま体外に排出されるという特徴があります。

そして、その際に体内の毒素や未消化の食物などを吸着し、一緒に除去してくれるのです。

食物繊維が「腸の掃除屋さん」と呼ばれる所以でもあります。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、両方摂ることが望ましいです。

また、『脳腸相関』に関して、腸内に棲んでいる細菌叢(さいきんそう:腸内フローラ)が影響を与えているという研究もあります。

そうした菌の名前だと、ビフィズス菌や大腸菌、乳酸菌などが思い浮かびますね。

腸内細菌のうち、善玉菌が約30%、悪玉菌は1%、そしてどちらでもない日和見菌が約70%と言われています。善玉菌が優位になると日和見菌は善玉菌と同様の働きを、悪玉菌が増えてくると日和見金も悪玉菌と同様の働きをします。

ですので、腸内細菌叢の内、善玉菌を増やして活発にする必要があります。

そのために活躍するのが発酵食品です。

日本には独自の発酵食品文化があります。

例えば…

・醤油
・味噌
・味醂
・納豆
・漬物
・お酢
・お酒(日本酒、焼酎)

などなど。

海外にもワインやビール、チーズなど発酵を活かした食材が豊富ですよね。

これら発酵食品を摂取することで発酵を行う細菌を体内に取り込むことができ、腸内細菌叢を善玉菌優位に保つことができます。

肉食を控える

食生活が肉食に偏るのは危険だってご存知でしたか?

「高齢者ほど肉を食べよう」
「お肉を食べて元気もりもり!」

など、お肉を食べようというメッセージは世の中に溢れています。

また、お肉は美味しいですから、子どもからお年寄りまでお肉大好きな人が多いです。

けれど、肉好きの大腸がん発症率は菜食主義者の4~5倍といった研究結果もあり、「肉は発がん物質だ」という研究者もいます。

「腐る」という漢字があります。この漢字を分解すると「府(腑)」の中に「肉」がありますね。

「腑」とは中が空っぽの内臓、すなわち消化管を表します。消化管の中に肉が溜まり、とどまると腐敗が生じ、有毒アンモニアが大量発生します。

有毒アンモニアが腸から吸収されると消化管全体の炎症を引き起こし、赤血球をくっつけて(赤血球のくっついたのをルローといいます)血液をドロドロ状態にします。これによる血行不全が様々な病気の原因となります。

先人は、漢字の中にこんな戒めを含めていたのですね。

お肉をいきなりゼロにすることは難しいですし、付き合いなどで口にする機会もあると思います。

そうした際にはお肉を提供してくれた牛や豚に感謝して美味しくいただけばいいのですが、あまり量は食べ過ぎないように注意してください。

また、お肉を食べる機会も減らして、大豆や玄米などから摂れる植物性たんぱく質を積極的に摂るといいでしょう。

納豆や煎り大豆、お豆腐などがオススメです。

お腹を温める

お腹を冷やすと消化管の働きが悪くなり、不調の原因となります。

冬場、お腹が冷えるのを予防するために腹巻を巻いたり暖かい飲み物を飲む人は多いと思います。

が、夏場もエアコンの効いた室内で過ごしてあまり汗をかかず、冷たいドリンクを飲むとお腹が冷えてしまいます。

夏場であってもお腹を冷やさないようにするのが肝要です。

お腹を温めるには、

・腹巻などを巻く
・エアコンの効いた部屋では冷えすぎないようひざ掛けをかけたり首にストールを巻いたりする
・体を温める飲み物を飲む(オススメは昆布だし生姜や生姜ココア)

などを意識するといいですよ。

これら3点を意識して、腸を元気にすることであなたのメンタルの調子もよくなるかもしれません。

ただし、冒頭にも述べた通りこれだけがあなたのメンタルの好不調を左右する要因ではありませんので、様々な心身浄化法や心のお掃除にも注意を払ってくださいね。

THE BIBLE 〜 脳腸相関でメンタルを整える 編〜

・メンタルの不調は、『脳腸相関』によって腸の不調から引き起こされているかもしれない。
・腸を元気にすると、脳も元気になりメンタルにも好影響が期待できる。
・腸を元気にするには、肉食を控え野菜や海藻類、発酵食品を食べたりお腹を温めたりするのが有効。

この記事を参考にして、元気な腸の土台を作ってあなたのメンタルが好調になってくれたら嬉しいです。

バイブルでは、こうした記事の他にも生き方に関すること、男女関係に関すること、仕事に関することなどあなたの人生を向上させるための記事をIYASAKAメンバーがどんどんアップしていきます。

ご参考にしてくださると幸いです。

あなたの人生に幸あれ!

あなたから発せられる光が、あなたの周りの人を輝かせ世の中をより良くすることを祈っています。

弥栄です!

みんなで光を広げよう!

ABOUTこの記事をかいた人

愛知県瀬戸市在住の珈琲野郎。地元の瀬戸市に珈琲店開業を目論んで活動中。食事や健康に関する知識を蓄え、日々実践している。そのマニアックな知識には多くの人が「あんたには付いていけまへん!」と匙を投げる始末である。趣味は読書と楽器演奏。バンドにおける縁の下の力持ち、ベースが好き。