



こんにちは!あなたは【繊細さん】という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
【繊細さん】=とても敏感な人
のことを表した言葉です。
「繊細さんの本」は、HSP専門カウンセラーであり、
ご自身もHSPである武田友紀さんが、2018年8月に出版されました。
この本では、
・繊細さんの特性
・非・繊細さんとの違い
・どのように【繊細さ】を活かしていけば良いのか?
が、繊細さんストーリーと共に書かれています。
とても分かりやすい本なので、詳しくはご自身でじっくりと読んでいただきたいのですが、今回は本の中で取り上げられている内容、
「我慢をやめる」
について、繊細さんでない方にも大変参考になることだと思い、本の内容も踏まえた上で私なりの考えと対応策を記事にしていきます。
・我慢しやすい人の特徴がわかる
・我慢がもたらす不調和についてわかる
・不調和を和らげる方法がわかる
・我慢を減らす方法がわかる
以上の効果が期待できます。
目次
我慢しないってどういうこと?
まずは【我慢】の意味から確認していきましょう。
1 耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。「彼の仕打ちには我慢がならない」「ここが我慢のしどころだ」「痛みを我慢する」
2 我意を張ること。また、そのさま。強情。
3 仏語。我に執着し、我をよりどころとする心から、自分を偉いと思っておごり、他を侮ること。高慢。
goo辞書より
わたしたちが普段から使っている我慢の意味は、1.ですね。英語ではpatienceで、類語としては、辛抱や忍耐に当たります。
元は仏教用語だったようで、ここも掘り下げると1記事書けそうですが、それはまた次回に…。
我慢しやすい人の特徴
我慢しやすい人の特徴は、一言で表すと、
「~したい!」よりも「~すべき…」を優先してしまう人
と言えます。
人間関係になると、自分の希望や意見よりも相手を優先してしまうため、本当はこうした方が良いのにという自身の想いやこころの声をそっと隠してしまうのですね。
これは、【繊細さん】の特徴では主に、
D:Depth-深く考えるー
思考がとにかく深いです。他の人がおおよそ考えられない深さまで考える性質があります。
S:Subtlety-鋭敏(ささいな刺激を察知)ー
小さな音、わずかな違い、声のトーンの違い、かすかな匂い、他人のちょっとした表情など細かなことに気が付くことができます。
が発動している状態だと言えます。
相手の気持ちを考えすぎてしまったり、相手がどうして欲しいのか?を優先してしまうが故の反応です。
あなたがもし、繊細さんでなくても、
・調和を求める傾向がある
・自己主張をしない/できない
・真面目
上記の場合には、相手の気持ちや意見を優先してしまうとケースには心あたりがあるのではないでしょうか?
そして、その度に心の中にもやっとした感じや、本当にあれで良かったのだろうか?という思考をずっと引きずってはいませんか?
我慢がもたらす不調和

次に、我慢がもたらす不調和についてみていきましょう。
繊細さんは相手の意向を瞬時に察知出来るので、自分が望んでいないことさえも自動的にそちらを優先してしまうことがあります。
自動的にというところがポイントなんです。
これは生き方の癖です。
2つの事柄が並んだときに相手を優先してしまうという行動をとっています。癖というのは行動ばかりではなく、考え方にも及びます。
このやっかいな癖は、繊細さんばかりではないでしょう。引っ込み思案な方や自分の意見を言えない方にも当てはまるかもしれません。
度が過ぎなければそれ程ストレスもたまらないでしょうが、ひとつひとつは小さなことでも積み重なれば大きな傷になってしまうことも…。
こころで感じたことと、頭で考えていることがあまりにもチグハグだと、最悪の場合にはいつかこころがポキッと折れてしまいます。
車の運転で考えてみると分かりやすいのですが、本当はブレーキを踏みたい場面であなたはアクセルをグッと踏みこむことが出来ますか??
想像しただけで危険ですよね…。
ですので、先ずは不調和に気付くことが大切!ですね。
こころとカラダの不調和を和らげる方法
こころとカラダの不調和が起きるとカラダは必ずメッセージをくれます。
・心がざわつく
・気分が重くなる
・筋肉がこわばって緊張する
といった、カラダのサインは無視せずにその都度対応しましょう。
そのときに
「無理していないかな?」
自分自身に声をかけてあげてみてください。
そして、更に
「よく頑張っているね」
「いつもありがとう」
と、自分自身のカラダやこころの痛みをねぎらってあげると良いでしょう。
わたしたち人間は思った以上に多くの
「~すべき」
「~しなくてはならない」
という考えや環境に囲まれて生活しています。
重くなる部分や不調や違和感があるところは、あなたがより多くのストレスを受けている箇所になります。
自分自身の大切な一部ですので、少し休憩させてあげたり、感謝したりねぎらいの気持ちで接することが痛みを和らげてくれることにつながるでしょう。
我慢を減らす方法

では、我慢をやめるにはどうすれば良いでしょうか?
まずは我慢を減らすことから始めるのが良いでしょう。
これは、「繊細さんの本」でも紹介されていることですが、
境界線
をうまく活用するのが非常に有効です。
繊細さんはもちろんのこと、我慢している人というのは、
・責任の範囲が広すぎる
・人に同調しやすい
ところから我慢が生じています。
責任の範囲が広すぎる
誰がやっても良い仕事や気が付いた人が行えば良いことまで責任を感じ、ついつい抱え込んでしまう。結果、抱えている量が多すぎるというパターンはないでしょうか?
オフィスで言えば、
・電話対応
・来訪者の対応
など、しっかりと担当が決まっておらず、気が付いた人が行っていることです。
「繊細さんの本」では、こうした場合、マイルールを決めるのが効果的とあります。
マイルールとは、電話であれば3回に2回は無視するという自分の中のルールです。そうやって回数に制限を設け、境界線を引くことで”自分の仕事をする時間”という範囲がしっかりと守られることになります。
また、コピー用紙やティッシュ、紙コップなど不足しそうなものを買い足す、ゴミ箱のゴミをまとめる、花瓶の水を変える、など…。ついつい気が付いて行っていることも、一度そのままにしてみると良いかもしれません。
あなたが行わなければ、案外別の人が気が付いて行ってくれるものですよ。
人に同調しやすい
人に同調しやすい方は、相手との距離をとることが有効です。
座っていれば椅子をほんの少し後ろに引く
と物理的に離れることや、距離を調整できない場合には
相手はテレビ画面の向こうの人だとイメージする
という手法も本の中で紹介されています。
イメージだけでもかなり有効ですので、是非境界線をうまく使って我慢を減らしていきましょう。
境界線の方法以外にもオススメの方法は以下の記事からチェックしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今日は我慢について綴りました。
・我慢しやすい人の特徴がわかる
・我慢がもたらす不調和についてわかる
・不調和を和らげる方法がわかる
・我慢を減らす方法がわかる
上記について詳しくなれたのではないでしょうか?
我慢はこころとカラダのアンバランスから起こります。良い人に限って知らず知らずのうちに我慢をしてしまっていることがあるので、ご自身のこころに耳を傾けながら
「我慢しない生き方」を目指していきましょう!
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
あなたの心の不安が少しでも減り、たくさんの幸せと豊かな感情で満たされますよう。
