暦と生きる~9月13日は十五夜【中秋の名月】~

はくと
9月13日は中秋の名月だね!
こはく
2018年は9月24日だったから、少し早く感じるわね
はくと
十五夜とも言われるこの日に、人間たちは、月を見てお団子を食べるんだよね(^^♪
こはく
でも、どうして人間は、月を見ながらお団子を食べるのかしら・・・
この記事を書いた人

中秋の名月(十五夜)とは?

2019年の中秋の名月は9月13日(明日)です。
十五夜とも呼ばれますね。

毎日忙しい現代人は、月を見上げることも
少ないと思いますが、

一年の中でも、この時期くらいは、
暦を意識して、中秋の名月を楽しんでみてはいかがでしょうか?

中秋の名月が有名なのはなぜ?

ところで、満月はおおよそ月に1度あるのに、
どうして中秋の名月だけこんなに有名なのでしょう??

まず、名前については、中秋というのは、
秋の真ん中ということで、
旧暦の7、8、9月は秋とされていました。
(現在の暦より1か月遅れのイメージです)

そして、7月と9月の間、
真ん中の8月15日の月なので、
中秋の名月と言います。
(実は満月とは限りません)

稲刈りの直前のこの時期、
これから収穫へと向かう稲の豊作を祈願して
行われるようになりました。

また、畑の方は、芋(里芋)の収穫時期で
地域によっては
中秋の名月=芋(いも)名月とも呼ばれ、

里芋と使った“きぬかつぎ”(里芋を茹で、皮を半分だけ残す)
という料理を食べたりしました。

 

お団子を食べるのはなぜ?

月見団子のカタチについてですが、

お団子のまあるいカタチは、満月を表している
と言われています。

また、丸い=輪=和=満 を連想させることから
物事が成就するとも考えられていたようですね。

ただ、実は真ん丸の団子は
お盆や法事にお供えする【枕団子】に
通じることから、

ほんの少しだけ丸を平たくするのが
良いようです。

 

月見団子の飾り方

月見団子を飾るには
3段にしますので、
その方が安定しますしね。
この、月見団子の数は、
十五夜から15個だったり、
一年間の月の数で12個だったりと
地域によって異なります。

15個の場合は、
・1段目…3×3=9個
・2段目…2×2=4個
・最上段…2個

で15個となります。

また、団子と一緒に季節の果物や野菜なども
一緒にお供えされますね。
ぶどう、柿、栗、芋…

ぶどうは、ブドウ科ツタ属の植物で、
つるが伸びる様子から
【子孫繁栄】を表す模様でもあります。

身近にある、植物や自然へ
自分の想いを映したり、
大切に扱ってきたことが伺えます。

 

お団子と一緒にすすきを飾るのはどうして?

さて、お月見というと、
団子とすすきを思い浮かべる人も
多いと思いますが、
どうして、すすきを飾るのでしょう??

十五夜の時期は、稲刈りの前で、
本来ならば神様の依り代として、稲をお供えするところ、
稲と同じような形のすすきをお供えしました。

 

すすきはイネ科の多年草で手に入れやすく、
昔から魔除けとして使われていたそうです。

魔除けとされていたのは、
・中が空洞であること(神様の居場所)
・するどい切り口を持つ事

の理由があります。

お月見に飾ったすすきを玄関にかけておくと
一年間無病息災でいられるとも
言われていました。

医療が進んだ現代では、
健康であることが当たり前で、
生活習慣病なども増えていますが、

もっと時代をさかのぼると、
【病気=死】に繋がることも多かったので、
健康で過ごせることが、なによりも
ありがたいことだったのでしょう。

これは、わたしたちも日頃から心がけたいことです。
「健康でいられることは、ありがたい」と。

 

中秋の名月を見た人は、十三夜も忘れずに!

さて、十五夜の話をしてきましたが、
意外と知らないのは十三夜です。

実は十五夜と十三夜、両方揃っての月見なのです。

片方だけだと、【片見月】(かたみづき)といわれ、
良くないこととされていました。

はくと
どうしてダメなのかな

こちらは、旧暦の9月13日に行います。
現在の暦で言うと、2019年は10月11日ですね。

稲の収穫が終わった後に
無事収穫出来たことを祝うのが十三夜。

はい、気が付きましたか??

十五夜では、豊作祈願をしました。
その後の、収穫。

祈願(お願い・祈り)をしたら、
その結果を報告するのが、
日本人としての筋なのです。

これは、日常生活でもそうですが、
お願いしっ放しではいけませんよね。

こはく
そうねぇ、いつも月から見ているけど、
お願いばかりで、その後のことを
伝えてくれる人はあまりいないわね。
例えば、神社へ合格祈願に行った際には、
必ず結果をご報告にお礼に行く。

こうしたこと、当たり前ですが、
出来ていない人が多すぎるのです。

やれ、
「パワースポット~♪」とか
「ご朱印集め~^^」
なんて、その場限りで終わる人が多いから、
厳しい事を言うようですが、
そんな人は開運しませんのでお気を付けを!

日頃から感謝の念を忘れずいることが
最も大切なことなのです。

感謝の心があれば、結果を報告したり、
お礼をすることは自然と出来てきます。

そういった意味でも、
十五夜と十三夜はセット(祈願&お礼)
覚えておいて良いでしょう。

さて、十五夜から約1か月後の十三夜には、
その時の旬のもの、
栗を使った料理が食べられ、

別名、栗名月とも呼ばれていますよ。
栗ご飯や栗饅頭。
秋は本当に実りの季節ですね(*^^*)

 

まとめ

・十五夜は豊作祈願だった
・十五夜と十三夜はセット。片方だけ行うのは片見月になるので良くない。
・日頃から感謝の念を忘れずに!

このように、昔の人は
1つの事柄に対して
その前と後で必ず感謝の心をカタチに表し
きちんとお祝いをしていました。

一方、わたしたちはどうでしょうか?
あなたはきちんと感謝の心をカタチに表していますか?

日本の文化や行事を知ることは、
季節や物事の節目をしっかりと整え、
次へと向かうリセットにもなります。

是非、これからは暦を意識して
生活してみてください。

こはくと
一年後には、感謝の念が持てるようになり、
心に余裕が生まれ、
まるで違った自分に変わっているよ!
あなたからの結果報告まってるよ。

それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

みんなで光を広げよう!

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着る活動で着物を22世紀に繋げるきもの講師 【10年後のわたしが喜ぶ和服レッスン】主催。 発酵食で光り輝く‟発光美人”を増やすべく活動中。 年間200日の和服生活や発酵食生活を実践中。 花嫁さんの介添え歴8年。婚礼業界17年。視覚障害者のガイドヘルプなど、「その人に寄り添う」お仕事に従事中。