【ゲストハウスで起業】大学卒業後、就職せずにゲストハウス経営を始めたオーナーに話を聞いてみた

前回ゲストハウスの魅力について、ゲストハウスますきちのオーナー南慎太郎さんにお話を伺いました。

ゲストハウスのオーナーに、ゲストハウスの魅力を語ってもらった

2019年10月10日

南さんは大学卒業後、会社に就職せずにいきなりゲストハウスを起業したという経歴の持ち主です。

将来ゲストハウスを経営したいという若者が、南さんの話を聞きに会いに来るということもよくあるそうです。

今回は南さんがゲストハウスを起業しようと思ったキッカケや、どういった条件で物件を選んだのかといったお話を伺いました。

ゲストハウスで起業したいという方はもちろん、大学卒業後すぐにでも自分で独立したいという方には参考になるお話ですので、ぜひご覧ください。

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なぜゲストハウスで起業しようと思ったのか?

ゲストハウス起業

ますきちオーナー南慎太郎さん

片野:まず、なぜ南さんはゲストハウスで起業しようと思ったのですか?

:ゲストハウスを起業しようと思ったのはずっと前からではなく、大学4年の夏休みでした。

片野:ええっ!わりと進路決定としてはギリギリだったんですね。

:ええ、それまでは就職するか大学院に行くか迷っていました。
同時にこれから生きていくのはそんなにお金が必要ではないし、自分が贅沢したりとかこれくらいあればいいなと思う理想のところがあったんです。
だとしたら卒業しても数年はバイトでもすれば、愉快にというか楽しく暮らせるかなと思ったら、すごく行きたい企業じゃなければ受けなくていかなと思った。

片野:就職活動はしたんですか?

:はい、行きたかったところに1社だけ受けましたね、結局落ちたんですが。
それでそこが落ちた中でどうしようかと思った時に、もともと旅が好きだったのと旅をしている中でゲストハウス自体は知っていたんです。
そして地方都市が好きだったので、日本の中で行ったことない地方、九州や四国を点々としながら数年生きてみようかなと思ったんです。

片野:その時点ではまだゲストハウス起業は考えてなかったんですか?

:はい、考えてませんでしたね。
全国を点々としながら生きていく方法を考えた時に、ゲストハウスのヘルバー制度が適していると思ったんです。
ヘルパー制度とは、住まわせてもらってご飯が出る代わりにそこをお手伝いしますよと言う制度のことです。

片野:まかない付きの住み込みみたいなものですね。

:そうです。そしてそれをしながら全国を2年くらい点々としようかなと思ってゲストハウスを調べているうちに、「自分で出来るんじゃないかな?」と思うようになったんです。
自分で作った方が面白いんじゃないかと思たんですよ。
それが大学4年の夏くらいで、もし仮に自分でゲストハウスやるとしたら、どういったようなゲストハウスで、あるいはどこでやっていこうかと考えていった順番です。

片野:結構急な話だったんですね。

:ある意味衝動的なものだったかもしれないです。
僕は良くも悪くも期待値が高くないんです、求める物に対して。
すごい収入を得ようとか、あまりないんですよね。

ゲストハウス起業で参考にしたこと

ゲストハウス起業

片野:とは言え「やりたい、できます」って話ではないですよね。

:まあ、ある意味衝動的に動いたという話をしてきたのですが、当然大学生がやりたいと思ってすぐできるわけではないですよね。
どういう風に考えていたかというと、まず最初に収支計画を作ってみました。
収支が合うか、何がやりたいか、それだったらどこで物件取った方が良いし、月々どれくらい稼げたら自分が良いのかとか。
あるいは不安要素、将来的にどうなるのか、どれくらリスクを追うのか自分で試算しました。

片野:なるほど、そこは若さに任せて動いたわけではないんですね。
どんなことを参考にしたんですか?

:参考にしたのは1軒、札幌にあるゲストハウスでそこのオーナーさんに話を聞きに行きました。
あとはインターネットで調べていくつかのオーナーさんがゲストハウスの立ち上げ費用だったり収支報告を出してくれている人がいたのでネット上で調べまくって、なるほどそういったところでお金がかかるのか、家賃はかけられないなとか立ち上げ資金はクラファン使ったりとか、古民家ボロボロのところだったら安く貸してくれる人がいるんだ、みたいな情報を集めて進めていったという感じです。

ゲストハウス物件の選定

ゲストハウス起業

片野:場所の選定はどのように進めたんですか?

:ゲストハウスをやると決めてからどうやってやるかを考えた上で、僕はそんなに混雑するようなセカセカ忙しくやるつもりありませんでした。
そう思うと僕がやりたいのはおそらく観光地で目的がある人が来るようなところではなく、来た人に対して「この地域ってこういたところが面白いですよ」とか「あそこにこういったお店がありますよ」と教えてあげる形が理想だったんです。
それは観光地で目的が決まった人に対して案内するのではないなと思ったので、じゃあ観光地じゃないところの方が良いと。
で、地域を紹介するうえで、やっぱり今新しくあるものも文化の流れの中であるものですし、歴史のあるところの方が積み重ねがあって面白さがあるかなということで、伝統産業があるところの方が面白いかなと思いました。
じゃあ観光地じゃなくて伝統産業あるところはどこだろうと思ったときに、ああ、意外と地元がそうかもしれないなというので、地元瀬戸市でゲストハウスをやるのが現実的に考え始めたという流れです。

片野:じゃあ瀬戸ありきじゃなかったんですね。

:ないです、全然一番最後くらいですかね、場所が決まったのは。
収支計画立てたり同時期くらいですかね、宿をどういう風にしたいかって思ってからです。

片野:なるほど、まず自分の働き方やスタンスを決めてから動いたんですね。
貴重なお話ありがとうございました。

ゲストハウス起業は、まず自分の働き方を決めること

ゲストハウス起業

お話を伺っていて、ゲストハウスで起業するにはまず最初に自分の働き方やポリシーを決めることが大切だなと感じました。

儲かりそうだから、盛り上がりそうだから、で起業する人が多いかもしれませんが、それで始めると後々苦しくなってしまいます。

ビジネスは良い時期もあれば、当然悪い時期もあります。

悪い時期が続いた時に、自分の働き方、ポリシーが定まっていないと経営方針がブレてしまいます。

そうすると焦って余計なことに手を出したり、冷静な判断が出来なくなってしまいます。

そうならないためにも、まず「自分がどうあるべきか」「どういった働き方をしたいのか」といったことを決めておく必要があります。

若くして起業して事業を軌道に乗せたヒントが、ここにあるのではないでしょうか。

ゲストハウス起業:まとめ

THE BIBLE 〜ゲストハウス起業 編〜

  • ゲストハウス起業は、まず自分の働き方・ポリシーを決めること
  • 働き方・ポリシーが定まっていないと方針がブレてしまう

今回はゲストハウスの起業についてお話を伺いましたが、これらの話はゲストハウスに限らずいろいろな分野でも共通して大切なことになってきます。

これから将来的に自分で起業したい、独立したいという方は、ぜひ参考にしていただけたらなと思います。

それでは最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

弥栄ましませ。

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