インターリーブ学習法とは?反復学習ではあり得ない習得速度!

勉強してもなかなか覚えられない、結果が出ない、と悩んでいませんか?

勉強でもスポーツでも仕事でも、どんどん覚えて成果を出す人と、そうでない人がいます。それはなぜでしょうか?

 

従来、勉強や練習といえば、ひたすら同じことを繰り返す「反復練習」「反復学習」が必要だとされていましたが、実はその方法よりも、途中に変化を取り入れる「インターリーブ学習法」の方が効果が高いと証明されています。

そこで今回は、常識を覆す勉強法、「インターリーブ学習法」をご紹介します。

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インターリーブ学習とはどのようなものか?

インターリーブとは、学習中に関連性はあるが違うものを混ぜる、というものです。

この「差し挟む」ということを認知心理学ではインターリーブと呼びます。

特に反復練習信仰の強い日本では、あまり馴染みのない概念ですが、音楽やスポーツの分野では古くから知られていたそうです。

 

あなたも、こんな経験をしたことはないでしょうか?

例えば、サッカーが好きな人がいたとします。

リフティングの回数を増やしたくて毎日練習してるんですが、なかなか回数が伸びませんでした。

ある時、サッカークラブに入って練習に参加するようになりました。そこではもちろん、ドリブルやパス、連携プレーなど、試合で勝つための練習を何種類もこなしました。

ある時、ふと久しぶりにリフティングをやってみたところ、以前よりもずっと多くできるようになっていました。ここ最近はリフティングの練習などしていなかったにも関わらず。

 

と、インターリーブとは要するにこういうことです。

ドリブルだけを反復練習しても、うまくならないことはないのですが、別の練習を挟んだことにより、成長速度が増した、という例です。

インターリーブ学習が反復学習よりも効果的な理由

インターリーブ学習の効果は、1978年にオタワ大学の研究者が行った実験で確認されています。

その実験は次のようなものです。

8歳と12歳の子供のグループに、1メートル先の的にお手玉を投げる競技をさせる。

Aグループは、1メートル先の的だけに投げる練習をした。

Bグループは、60センチと120センチ先の的に投げる練習をした。

結果は、いずれもBグループの方が好成績を出した。12歳のグループでは、より顕著に成績に差が出た。

 

というものです。つまり、結果は1メートルの的に反復練習するより、別の条件を挟んで練習した方が伸びたのです。

 

これは何が起きたかというと、練習に組み込んだ「変化」により、動きを調整する基本が身についた、ということです。

簡単にいうと、応用を身につけた、といいことなのです。

 

一つの動きだけを行う反復練習では、その一つに動きしか向上できません。当然、他のことを経験していないから、応用ができないわけです。

これは、似ているけど違う動きをしたことで、使う力の共通点を脳が見出したということです。

 

先ほどのサッカーの話でいくと、リフティング以外の練習をしたことで、ボールを蹴る動作の、いろんなパターンを学習しました。

そうすることで、どんな力の入れ方をすれば、ボールをうまくコントロールできるか?その力のコントロールの基本を身につけたということです。

リフティングだけではワンパターンでした。ですから、ボールが横にズレたときの対処法を、あまり学習することができなかったのです。

これが、反復練習よりインターリーブ学習の方が向上スピードが早い理由なのです。

インターリーブ学習を取り入れる方法

インターリーブ学習法は、音楽の分野では次のように実践されています。

例えば、30分はスケール練習(単純な音階練習)、次の30分は新しい曲の楽譜を覚える作業、次の30分は慣れた曲を演奏する練習・・・といった具合です。

時間は好みによりますが、一度に同じことをひたすらやるのでなく、いくつかの要素を小分けにして行うのです。

これは復習にも効果があり、各要素が結びつくことにより、記憶力も向上します。

 

こういったスキルの習得だけでなく、もちろん勉強や仕事上の知識習得にも使えます。

例えば歴史の勉強なら、同じ年代の日本と世界の出来事を関連づけて覚えることで、学習効果が高いことがわかっています。

よくわかりませんが、たぶん数学の公式も関連することで応用が効くようになるでしょう。

 

あとは、これは私が今やっていることですが、ネットビジネス関係の一連のスキルは多分、同時進行でやっていくと成果が早いっぽいです。

例えば、ブログをやるとSEOの知識、ライティングスキル、リサーチ能力、などの要素ががどうしても絡んできます。

さらに、動画や音声データの編集、画像のデザイン、コピーライティングなど、周辺技術がくっついてきます。

一見するとやることが多すぎて絶望するんですが、しんどくてもやってると、関連する新しいスキルは簡単だったりします。

音声を編集したことがあるなら、動画は1からやるより絶対に簡単にできるようになるのです。

 

事実、ネットビジネスでうまく行ってる人は、みんなどれやってもスキルが高いです。

何かやっていて、「あ、これ、あの時の作業に似てるな」と感じることがあったら、それはインターリーブが効いているということです。

まとめ

何かいっぱしの物を身につけようとしたら、一つのことをひたすらこなす反復が必要だと信じていました。

例えば1万時間の法則というのもあるように、試行回数というものに絶対的な信仰があるように感じます。

しかし、もちろん反復も重要ですが、人間はそれほど単純にできていないようですね。

 

インターリーブ学習という概念は、多動力とかそういったことにも関係していると考えています。

なんか最近、マルチに一流の才能を発揮する人が多いからです。

専門に特化してるわけじゃないのに、次から次へと一線級の能力をつけてしまう人たちがいる。

超絶天才なのか?と思ってましたが、おそらく鍵はインターリーブ学習法でしょう。

THE BIBLE 〜インターリーブ学習法とは? 編〜

  • インターリーブ学習とは、関連するが異なる要素を、間に挟んで学習するものです。
  • 反復学習より、向上速度を早くすることが可能です。

今回は少しカタい話になってしまいましたが、どんどん学習効果を高めて、人生を向上していけるといいですね!

あなたに光が溢れますように!弥栄

みんなで光を広げよう!