あなたは、こんなふうに感じることはないでしょうか?
- 人間関係がなんだか息苦しい・・・
- こんな仕事はほんとはやりたくない・・・
- 自分らしく生きたい・・・
本当は楽しくないのに、つい人に合わせて楽しそうにしてしまったり、実はあまり付き合いたくない人がいたりしませんか?
でも、周りの人に合わせていないと、浮いたり嫌われたりしたくない。。
人と同じようにしていないと、なんだか不安で孤立してしまいそうな気がしてしまいます。
「もっとありのままの自分でいたいのに、それができない。」
もしあなたがそう感じるとしたら、どこかで無理している・ガマンしていることに気付いているということです。
では、ありのままの自分でいるためにはどうしたらいいんでしょうか?
そもそも、ありのままの自分とはどういうことなんでしょうか?
今日は、「ありのままの自分を認めて、もっとラクに生きるにはどうすればいいか」
という話です。
何かのヒントになれば幸いです。
目次
「ありのままの自分」とはどういうことか?

もしあなたが息苦しさ、退屈さを感じているのにその原因が分からないとしたら、そもそも「ありのままの自分」が何なのか分かっていないかもしれません。
うーん、実はこれを書いている私自身、本音を言うとあまりよく分かっていないんですよね。。
でも実はそういう人って多いんじゃないかな?
でもなんとなく、これが本来の自分ではない気はしているのです。
なんか無理して、取り繕って生きている感覚なのです。
でも「ありのままの自分」がそもそもわからないって、仕方ないことだと思うのです。
なぜなら、私たちは子供の頃から
自分らしく生きることをツブされてきた
からです。
「もっとこうしなさい、ああしなさい」
「こうでないとダメ」
「わがまま言ってたら、誰にも相手にされなくなるよ」
「みんなと同じようにしていなさい」
こうやって教育され、そのように生きているうちに ありのままの自分が何なのか、分からなくなってしまったのです。
だから仕方ないことなのです。
自分らしく生きることを否定されてきたんですから。
「ありのまま」とはどういうことでしょうか?
辞書にはこうあります。
ありのままー有りの儘
実際にあるとおり。偽りのない姿。ありてい。
そう、偽りのない姿なのです。
つまり、私たちが「ありのままでない」と感じるということはつまり、「偽った自分の姿」をしている ということなんですね。
息苦しさを感じている ということは、偽っている、ウソをついているからなんですね。
誰に対してのウソなんでしょうか?
それは、自分に対して なんですね。
自分にウソをついていることが、心のどこかで気づいている。。だから苦しいということなのです。
どんなウソを、自分についているでしょうか?
- ほんとはやりたくない仕事なのに、惰性でやっている
- 付き合いたくない人なのに、惰性で付き合っている
- ほんとはこっち系のファッションのが好きだけど、浮くから着ない
- ほんとはだらしないけど、スキがない人だと思われたい
- フェイスブックでぜんぜんイイと思わないのに、つい「イイね」を押しちゃう
こんなやつ経験ありませんか?
たぶん、これらはウソをついている状態です。
人に対してウソの態度を取っているように見えますが、つまりは自分にウソをついているのと同じことです。
自分の気持ちにウソをついていますからね。
だから、もしかしたら
- SNS中毒
- ブランドものを買い漁ってしまう
- 飲み会ばっかり行っている
みたいな状態も、「ありのままの自分」でない状態と言えるかもしれません。
(ブランドを否定するわけではありません。趣味とかほんとに好きな人はどんどん買ってください)
ということは、ありのままの自分とは何か?となると
自分に対してウソをついていない、無理していない、他人に合わせていない状態
ということになります。
なぜ、ありのままの自分でいられなくなるのか?

日本という国では、けっこうしかたないことかもしれません。
なぜなら、そういう文化の国だからです。
和を重んじ、周りと協調し、他人の利益を優先する。自分を押し殺す。なるべく横一列になって、列を乱さない。
これが美徳なのです。
これは素晴らしいことだし、だからこそ世界一のモラルと民度が保たれていると言えます。
(近年はほとんど崩壊してますが。。)
しかし、これは間違ってとらえたらいけません。
和を乱さないのは、個性を無くすのではなくて「ルールの中で」個を活かさなければなりません。
「和」とは、決して個性を潰すことであってはならぬのです。
ですが、日本という国の特性もありますが、人間とはそもそも、「右にならう」生き物です。
それは、周りと同じ行動を取る方が 生存に有利だからです。
人間というか、生物全般の本能です。
サバンナのシマウマだって、太平洋のイワシだって、一匹が右に動いたらみんなそれに追従しますからね。
一匹だけ群れを離れてしまったら、とたんにライオンさんにパク―です。
では、どうして私たちは「ありのままの自分でいたい」「自分らしく生きたい」こう思うのか?
それは、必ずしも周りと合わせなくても生きられてしまうからです。
人と違うことをして、自分のやりたいようにやったところで、決して1人にはなりません。ですし、死にはしません。
自由なのです。自由だから、ありのままの自分を取り戻したいと思うわけです。
だから、けっこう贅沢な悩みなんですよねこれって。
だって、そもそも自由が無かったら、「自分らしく生きる」なんてこと考えますか?
もしガチガチのカースト制の奴隷階級だったら?
もしスラムの極貧状態で食うに食えない立場だったら?
おそらく、「ありのままの自分」でいることよりも、おとなしく従って今日のメシにありつく方が重要です。
これは我々は恵まれているんだよ、贅沢言ってはいけないんですよ などという説教ではありません。
私たちだって苦しいのです。
これは贅沢なのではなくて、私たち日本人の「課題」だと思うんです。
日本人が豊かであることを忘れて贅沢なのではなく、このステージにいる人間として試されているんではないでしょうか?
いずれもっと経済的に豊かになる国は増えます。
そうなれば、おそらくそのような国も、今私たちが抱えているような問題に直面するはずです。
だから、今私たちがこの問題を克服して、世界のモデルとなる必要があるんではないかと。
世界はフラクタルですから、日本の、私らの問題は世界の問題と同義です。
自由でいることは怖いです。
自由でいるっていうことは、やりたいことができたり、付き合いたくない人とも付き合わなかったり、時間にも縛られない、ていう状態かもしれませんが、
その反面、縛られるものが無いので あらゆることを自分で決めなければなりません。
良くなるのも、悪くなるのも自分次第なのです。
やること、食べるもの、行く場所、付き合う人、どうやって生活するか、全部自分で決めなければいけません。
社会のルールはあるけれど、それ以外の決まりは何も無いんですね。
つまり、「ありのままの自分」でいるということは、精神的に自由でいるということ。
周りの人の枠から外れなければいけない ということです。
だから、怖いんですね。
人と違くなるのは怖いのです。だから、「ありのままの自分」でいられなくなってしまうんですね。
逆に、「ありのままの自分」でいない状態というのは、ある意味ラクです。
周りに合わせておけば、自分という存在が浮くことはないですからね。
人間関係から外れてしまう、異端者になる という恐怖が無いのです。
つまり、ありのままの自分でいたいのにいられない原因は、周囲の人から浮くのが怖いからなのです。
その恐怖は、本能であり、効率よく生きるために備わっていることです。
ですが、いつの間にか、そうやって必ず周りと同じでなければ死ぬと思い込んでしまった。
だから、群れから離れないように、必死に自分を飾りつけする無限ループにハマってしまったのです。
どうやったらありのままの自分でいられるのか?

結局、ありのままの自分でいられなくなるのは、
つまるところ人間関係の問題です。
ありのままでない状態ー自分にウソをついた状態とは、
- 人目を気にしている
- 人に良く思われたいから本来の自分を隠す
- 嫌われたくないから言いたいことを言わない
- 下に見られたくないから完璧であろうとする
- いい人だと思われたい
- 立派だと思われたいから見栄を張る、プライドがある
こういうことです。
これってつまり、全部人間関係の問題です。
やりたいことができなかったり、言いたいことが言えないのは、要するに人から変に思われたくないからなのです。
でも、やっぱりありのままの自分でいたい そう思いますよね。
きっと今よりもラクになるだろうし、楽しく生きられそうです。
ではどうすればいいんでしょうか?
私から提案できることを3つほど挙げてみます。
ありのままの自分でいる方法1-今いるコミュニティ以外の居場所を作る
例えば趣味で何かの教室に入ってみる、興味がある分野のセミナーに行ってみる などです。
もちろん、その際は「ありのままの自分」で参加しましょう。
今いるコミュニティ 例えば会社、近所づきあい、腐れ縁の友人関係 など、その場所だけが世界ではないということをまずよく感じてほしいです。
今いる仲間内から外れたって、今の日本なら絶対に一人になりません。
というか、日本にこだわる必要すらありませんし。
今いる場所以外の居場所を見つければ、ほんとは付き合いたくない仲間内などにこだわる必要が無くなりますね。
ありのままの自分でいる方法2-あらゆるものを手放す
すいませんこっちの方が先かもしれませんね。
今のあなたにストレスを与えているものは手放しましょう。
人間関係・仕事・使わないもの・プライド とかです。
あなたにとって本当に大切なもの以外を手放すと、あなたが持てるものに「スキマ」ができます。
空白があると、必要なものが勝手に手に入るのです。
だから、やりたくない事・くだらない人間関系・・・みんな手放しましょう。
ちょっと怖いかもしれません。でも死にはしないので大丈夫です。手放したら、埋めるものは必ず現れます。
要するに断捨離ですね。
この辺のことは、
こちら▼▼▼▼の記事も参考にどうぞ。
・断捨離のすごい効果7選!運気アップの秘密の話〜体験談あり〜
ありのままの自分でいる方法3-一旦自分を見つめなおす
私もそうですが、ず~~っと周りに合わせて生きてきたせいで、そもそも
ありのままの自分が何なのか分からない
という人もいるかと思います。
どこか息苦しさを感じてはいるけど、それがなぜなのか分かっていない状態ですね。
自分がありのままで生きていないということにすら気づいていないということです。
そんな時は、少しゆっくりする時間を取って自分を見つめなおしてみましょう。
自分が何をしたいのか?どうありたいのか?どんな人と付き合いたくてどんな人と付き合いたくないのか?
自分にとって本当に必要なものは何か??
そのやり方は、
- 瞑想
- ちょっと旅してみる
- 本当に信頼する人、または理想の生き方をしている人に相談する
などが考えられます。
瞑想については、こちらも参考に▼▼▼▼
・つまらない人生が激変!坊主のお節介「毎日が楽しくない人へ」
ちょっと一人旅については、
コチラも参考に▼▼▼▼
・自分探しの旅は意味が無い?劇的に効果をもたらす旅のしかた7選
いずれにせよ、まずは自分のことをよく理解してあげることが大切だと思います。
まとめ:ありのままの自分でいたい人へ

ありのままで生きてる!っていう感覚は、とてもすがすがしく 軽いものです。
しかし長いあいだ、そうじゃない生き方をしてきた人は 自分が苦しんでいる原因がよくわからなかったりするものです。
そしていざ、ありのままの自分でいたい と思っても、人間関係の恐怖からなかなか逃れられない。
でも大丈夫です。
ちょっとだけ最初の勇気を持って、1歩踏み出してみてください。
思ったより簡単で、なんてことないことがわかると思います。
先ほど挙げた3つの方法は、私がやってみたことです。
自分を見つめるために旅もしたし、いろんな人に相談もしました。
そして私の人生で最も大きかったもの――会社――も辞めて手放しました。
その結果、どうなったかというと、今こうして素晴らしい人間性の人たちばかりとお付き合いさせて頂いてます。
だから、最初ちょっと怖いけど、大丈夫です。
あなたがありのままの自分を手に入れたら、ありのままのあなたにぴったりの人たちが周りに集まるのです。
なので、この話に何かを感じてくれた方はぜひ、私たちの仲間になりましょう!
IYASAKAではそんな、人生を変えたい人をいつでもお待ちしております。
IYASAKAのことをもっと知りたい方は、ぜひお問い合わせページからコメントを下さい!
それでは、今日はこの辺で!
IYASAKA!
橋本ナオヒロ
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