自分らしく生きたい
ブレない軸を手に入れたい
自分軸を見つけたい…
数年前の私は、激しくそんなことを考えて、勝手にもがき苦しんでいました。笑
そもそも、「自分軸」「自分らしさ」って何でしょう?
そこが曖昧なまま、ただ悶々と時間を無駄にしてしまいました。
だからもし、過去の私と同じように、今悩んでいるのであれば、この記事を読んで、「自分軸で生きるヒント」を見つけていただけるはずです!
もちろん、私もまだまだ学び・成長の途中ですが、数年前の「何を信じて、どう選択すればいいのか、全く自信が持てない」状態からは、別人に生まれ変わりました!笑
それではさっそく行きましょう!
最後までよろしくお月愛ください^ ^
目次
自分軸で生きるには?「自分らしさ」とは?

人は誰でも複数の顔を持っていますよね?
例えば家庭では…
・親の前では子供
・夫の前では妻
・子供の前では親
仕事では…
・部下の前では上司
・上司の前では部下
・お客様の前では、会社の顔
プライベートでも…
・習い事の先生の前では生徒
・小学校の友達の前では、お笑いキャラ
・大学の友達の前では、しっかり者キャラ
などなど…
意識して演じ分けているつもりはなくても、その空間における役割が変わるので、自分も変化するのは当たり前なのです。
実家で過ごす自分と、会社の朝礼で数十人の前で話す自分が同じなら、ちょっとやばい人じゃないですか…!?笑
その上で「自分らしさ」を考えても、答えを出すのって難しいですよね…
そうなのです、
自分らしさに正解はないのです。
例えば、小さな頃から親に「あんたは本当に〇〇だよね」と言われたり、友達から「〇〇な性格だよね」と言われたりして、『それが自分らしさなんだ』と思い込んでしまうことってある気がしますが、それはほんの一面でしかないんですよね。
それでは、どこを目指せばいいのでしょうか?
もう少し視野を広げて考えてみます。
自分軸で生きるには?人間の「欲求」から考える自分軸の定義

「マズローの欲求5段階説」って聞いたことありますか?
心理学や経済学を学んだことがあれば、おなじみかもしれませんね。
アメリカの心理学者、マズローさんが、人の欲求を5段階で理論的に解説した、この図です。
一般的には「5段階」として解説されていますが、晩年のマズローさんによると、高次の欲求である『自己実現欲求』は、さらに2つの層に分かれます。
超越的でない自己実現欲求
超越的な自己実現欲求
「欲求」って、良くも悪くも、人が生きていく上で、切り離せない概念ですよね。
私は、自分軸を考える上で、とても大切な要素だと感じています。
つまり究極的には、誰もが『超越的な自己実現欲求』を本能的に求めているということです。
「超越的な自己実現欲求」とは、つまり「身欲」のない状態。
見返りを求めず、世のため人のために、役に立ちたい…!!
という純粋な気持ちです。
とはいえ、低次元の欲求が満たされて、一つ上の欲求へ…と階段を上っていくと考えられているため、いきなり「超越的な自己実現欲求」目指すのは難しいかもしれませんが、全体像を把握しておくことで、
私の「自分軸」は、他者から認められること!!
そこから絶対にブレない!!
なんて、見当違いな軸に振り回されずに済むと思うのです。
もちろん今、他者から認められたい欲求があってもいいと思います。
自分や家族が食べていくのもやっとの状態で、「人のために…!!」と、自己犠牲に感じる選択をするのは、空回りだと思います。
けれど、それは最終のゴールではなくて、成長に合わせて欲求が変わるのは、当然だということです。
そして押さえておきたいもう一つの視点は
自分軸となる人間の欲求は「個人」で完結するものではない
ということ。
ただ自分のことだけを考えるのではなく、もっと大きな存在とつながった時に見えてくるものだと感じています。
自分軸で生きるには?『使命』を思い出す

今までのところをまとめてみると、
「超越的な自己実現欲求」を最終ゴールとして、自分はどう生きていくのか、自分の時間を、命をどうやって使っていくのか考えた時に、「使命」がキーワードになると、私は考えます。
例えば、忙しい毎日で「使命」なんて考えてこなかったり、考えても全然わからなかったりするかもしれません。
けれど、『本来の自分は、使命を持って生まれてきた』という価値観を採用することで、今までとは違った気づきが得られます。
自分軸で生きるには?価値観は自分で採用するもの!

さて、あなたは『本来の自分は、使命を持って生まれてきた』と、心の底から信じていますか?
これは私の価値観なので、もちろん信じなくても構いません。
ただ、自分らしさに正解がないのと同じで、価値観にも正解はありません。
だからこそ逃げずに、自分で価値観を採用していくことが大切です。
採用した価値観を本気で信じて行動して、もし「何か違うな…?」と思えば、軌道修正していく。
その結果、残ったのが、「自分軸」なのではないでしょうか。
だから「これさえ信じて守っていれば大丈夫」というような戒律ではなく、自分の成長に合わせて、しなやかに変化していくものが「自分軸」なんだと、今の私は考えています。
自分軸で生きるには?自分軸と他人軸、どちらに軸足を置いているかに気付く

・高級マンションに住みたい
・たくさん稼いでセミリタイアしたい
・有名になって華やかな生活がしたい
・友達よりいい暮らしがしたい…
そんな欲求があってもいいでしょう。
それぞれ好きな理想を目指す権利があります。
けれど、その先に求めているのは「心からの充足感」ではないでしょうか?
「マズローの欲求5段階説」の通り、最終欲求は「超越的な自己実現欲求」つまり、自分を超えた他者に向けられたものと考えると、上記の欲求は、私たちのゴールではないように思います。
私たちは知らない間に、他人の価値観を自分の価値観だと思って生きています。
それも、想像以上に。
世間の常識
親からの刷り込み
有名人の発言
テレビCM
ネットの口コミ…
だから、「成功して、たくさんお金を稼いで、楽して生きたい!!」というのも、自分の価値観ではなく、消費社会から洗脳かもしれません。
もし、求めている理想を手にしても、思ったほど幸せが感じられていないなら、それは「他人軸」
まずは「他人軸」に気づき、手放すことからスタートです。
自分軸で生きるには?「今」を大切にする

自分軸で生きるには、「夢」や「目標」を持とう!
という内容をよく目にしますが、私は無理して「夢」や「目標」を持つ必要はないと考えています。
それよりも、「使命」を思い出す準備に時間をかけること。
具体的には、「今」を大切に生きることです。
「今」どんな価値観を採用するのか
そのデータの積み重ねが、あなたの「自分軸」になります。
自分軸で生きるには?成功法則や自己啓発本の内容を、1から順にコンプリートしなくていい

「コンプリートしたい!」そんな風に思ってしまうこと、ありませんか?
以前の私は、必死だったし、変に真面目なところがあって、ピンときた自己啓発の本などを見つけると、最初から順に全部やらなければ…!と思い、結局一つも身にならない、なんてことがほとんどでした。苦笑
だからまずは、「全部やろう」という気持ちを捨てました。
まずは1冊につき一つだけ!と決めて、実践していった結果、「全部やろう…!」と焦っていた頃より、身になっていることに気がつきました。笑
欲張り、完璧主義も、動けなくなるのなら、意味がありませんね。
いくら良いことを学んでも、実践しなければ「自分軸」は見えてきません。
実践することを選択する
それ自体も「自分軸」を作ることにつながります。
自分軸で生きるには?自分の感覚を信じる

「この人こそ信じられる…!」
と、まるで宗教の教祖様のように、勝手に崇め奉り、その人の言うことは、絶対にすべて信じなければ…!!と、自分の中の違和感を押し殺して、盲目的になっていた時期があります…大変お恥ずかしいのですが。笑
けれど、どんなに素晴らしい方でも、そもそもの前提が違うのですよね。
生まれ育った環境や、人間関係、仕事、好きなこと、得意なこと…
それをすっ飛ばして、思考を停止して、誰かに依存するって、すごく危険なことです。
選択する権利を、他者に委ねてはいけません…!!
本でも、セミナーでも、こういったブログでも、ワクワクや共感、ときめきなど、自分の感覚を信じてください。
「使命」に基づくメッセージは、必ず自分の感情(心)や体感(身体)が教えてくれます。
このブログも『共感できる…!』『これならやってみたい!』と思えるもののみしか、採用したらダメですよ!笑
そして、だからこそ、心と身体の整えが大切です。
疲れ果てているときとか、風邪を引いているときとか、どうしても感覚は鈍ります。
心と身体は繋がっています。
一見関係なさそうな、軽い運動などを取り入れるだけで、直感的になれたりしますので、身体を動かすのもオススメです。
自分軸で生きるには?書き出して言葉にする

価値観とか選択とか、目に見えないものは曖昧になりがちです。
だから、頭の中がモヤモヤして時間だけが過ぎ、なかなか決断できなかったりします。
まずは、まとまらなくても言葉にしてみてください。
例えば…
今の自分の価値観について
今の自分は、具体的にどんな欲求を持っているのか
今の自分に与えられている役割は何か
最近、ワクワクしたり共感したことは何か…
紙に書いてもいいし、パソコンに打ち込んでもいいし、それを言葉で読み上げてもいいと思います。
可視化するだけで、だいぶスッキリするのを体感いただけるはずです。
そして最終的には、人に伝えられるような言葉にまとめること。
そこまでできれば、課題ややることが明確になっているはず!
最初は面倒に感じても、やり始めると頭の中が整理され、「自分軸」が明確になっていくのを実感できます。
私は、常に気になったことをメモするようにしていますが、特にお風呂の時間に湯船に浸かりながら、ノートを用意して、ひたすら書くことをしています。笑
自分軸で生きるには?まとめ

「自分軸」とは、本来、個人で完結するものではなく、「使命」に基づいて選択された、価値観の集まりのことだと、今の私は定義しています。
誰かの真似をして、手っ取り早くそれっぽい「自分軸」を手に入れたつもりになっても、その先に待っているのは虚無感ではないでしょうか。
THE BIBLE 自分軸で生きるには? 編〜
どんなに少しずつでも、「自分で価値観を採用していく」
その強さが、あなたの「自分軸」を作り、美しさに繋がる。
このシェアが、少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
最後までお読みいただきまして、マコトにありがとうございました!
弥栄ましませ
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