何もない部屋に机と椅子だけ。
ミニマリストというと、そんなイメージが思い浮かぶでしょうか?
憧れるけれど、とても私には無理! と思っているあなたも、ミニマリストのエッセンスを取り入れることで、自分の気持ちに正直に、今よりもっと快適に生活することができます。
私自身、「ミニマリスト」と胸を張って言えるほど、少ないモノで生活しているわけではありませんが、そのエッセンスは取り入れています。
ただ、何をしてもうまくいかなかった、モノの溢れていた時代に比べたら、ものすごく軽やかに暮らせています。
みんなが持っているから、世間の常識だから、親が言うから、そんな古い価値観を手放して、 自分軸で生きるヒントが、ミニマリスト女性を知ることで、見えてきます。
ということで、今回もよろしくお月愛ください^ ^
目次
ミニマリスト女性とは?

自分の価値観を大切に、本当に必要なモノだけで暮らしている女性たちのことで、元々モノが少ないわけではなく、断捨離の末、可能な限り少ないモノで生活することを自ら選択しています。
今の時代は、モノが溢れていて、食事をすることも、 クローゼットの中から明日の服を選ぶことも、 たくさんの数の中から選択をしなければいけません。
けれどミニマリスト女性は、 物を手放し、自ら選択肢を減らすことで、残ったものがお気に入りばかりの、心地の良い空間で、ストレスなく生活しています。
その結果、目に見えるものだけでなく、心の中(思考)もスッキリしています。
「自分にとっての大切なこと」が明確にあるからこそ、ブレずにいられるんですね。
ガラーンとした何もないオシャレな部屋を目指すのではなく、この価値観を少しでも取り入れて、今よりもっとストレスフリーな生活に近づいてみませんか?
ミニマリスト女性の生活1、部屋
家具は、ベッドと机と椅子だけで、今すぐ掃除機かけられます!というようなシンプルなお部屋がイメージに浮かぶでしょうか?
自分一人ならまだしも、家族がいて、今モノの多い生活をしている場合は、ここを目指すのはなかなか難しいですよね…
ただ、断捨離をする際など、家族のものを勝手に捨てるのはルール違反で逆効果です!まずは自分のものだけ、必要なものを残して手放す、それ心掛けましょう。
モノへの執着から解放されて、少ないモノで心地よく生活していたら、家族も必ずあなたから良い影響を受けるはずです。
と言っても、いきなりほとんどのものを手放すことなど、なかなか出来ません。
例え特別な思い入れがなかったとしても、「もったいないな…」という罪悪感から、人はモノを捨てることに、すごくストレスを感じます。
捨てられないことを責めるのではなく、「もったいなくて、捨てられないと思っているんだな…」という気持ちを、正直に認めてあげてください。
すぐに捨てる勇気がない場合は、「一時保管BOX」などを作って、自分で期限を決め「いつまでに使わなければ、手放します」と、言葉に出して宣言してみてください。
ただ、使っていないものや必要のないものがある部屋は、「空間がもったいない」という捉え方もできます。
それに、もし富士山にゴミが落ちていたら、もしディズニーランドにいらないものが落ちていたら、とても違和感を感じて、残念な気持ちになりませんか?
部屋も同じで、不要なものがある空間は、空気が乱れるのです。
そんなことも頭の片隅に置きながら、部屋をスッキリさせてみてくださいね。
ミニマリスト女性の生活2、持ち物

バッグや靴も、用途に合わせて必要な分だけ。
バッグの中もコンパクトで、余分なものが入っていません。
けれど、案外それでも事足りてしまうのですよね。
特に心配性な人は、大きなバッグを持ち歩きがちですが、中が整理できていなくて、取り出したい時になかなか取り出せない…
そんなもどかしい経験があるのではないでしょうか。
ぜひ一度、思い切って小さなバッグで出かけてみてください!
身軽に歩き回れて、行動範囲も広がりますよ。
ちなみに…女性にとって、使わなくても、いくつでも欲しいと思ってしまうものの一つが、バッグではないでしょうか?
私も過去に、たくさんのバッグを持っていて、使わなくても不安から、なかなか手放ずにいました。
けれど、思い切って手放してみたら、「持っているのに使っていない、大切にできていない」というストレスから解放されて、とても気持ちが楽になりましたよ。
そして、手放しをしていくと、本当に自分に合ったバッグが分かってきます。例えば、大きさや、素材や、形や、持ち手の長さなど。
どんなにたくさんのバッグを持っていても、基本その時には1つのバッグしか持ちません。
仕事用、プライベート用、おしゃれ用、趣味・旅行用など、自分の生活スタイルに合わせて、今の自分にフィットしたものがあれば、十分満足できるのではないでしょうか?
ちなみに、ミニマリスト女性はさらに一歩進んで、色んな用途を兼用でいるようなバックを選んでいるから、バッグも数がものすごく少ない方が多いです。
数が少ないからこそ、こだわりや意志を持って選択することで、大切にする…そんな良い循環が生まれます。
ちなみに私は、もう必要のないバッグを、実家に持って行って妹にあげました。
捨てるのではなくあげたりすると、「もったいない」という罪悪感は少なくなります。
ただここで注意したいのが、「必要なければ遠慮なく捨ててね」と一言伝えること。
捨てるということは相手にとってもストレスなのです。
誰かにもらったプレゼントなど、例え好みでなくてもなかなか手放しづらいものです。
だから、相手の負担にならないように気をつけましょう。
私の場合は、妹に「いる?」と聞いて、あげることが多いのですが、面倒でない方はメルカリなどで売るのも良いかもしれませんね。
ミニマリスト女性の生活3、服

バッグや靴以上に増えやすいのが、洋服かもしれません。
あなたはワンシーズンで何着の服を着こなしているでしょうか?
ミニマリスト女性は、「私服の制服化」をしている方が多いですね。
毎日、クローゼットを眺めながら「今日は(明日は)何を着よう…」と考える時間と、ムダな収納スペースを節約するためです。
きっちり制服化せずとも、考える時間と収納スペースのムダが少しでも減ったら、今より身軽で快適に過ごせるはずです。
そのためには、自分のライフスタイルに合わせて、必要な服だけ残す必要があります。
まずは、そもそも着ていない服や、なんとなく着ているけれど、くたびれている古い服から手放しましょう。
「布類は邪気を吸う」と言われています。
私も最近、シーツを新しいものに変えたのですが、それだけでものすごく気持ちがいんですよね…!
まず私が手放しを行ったのが服で、服が少なくなるにつれ、頭の中が整理され、モノのことで悩む時間がぐっと減りました。
モノが減ると、旅行の時も少ない荷物で不安なく過ごせますし、モノより旅行や学びなどの体験に時間とお金を費やすことができ、充実感がアップしましたよ。
まずは、古いもの、着ていないものから手放して、徐々に少ない服での生活に慣れていきましょう。
無理をせず、「少ない服の方が、実は自分らしさが伝わるし、とっても快適!」と実感できたら、自然と手放しが加速します。
ミニマリスト女性の生活4、財布
ミニマリスト女性のお財布の特徴は、なんといってもカードが少ない!
・保険証や運転免許証などの身分証明証
・銀行のキャッシュカード
・クレジットカード
まず、ポイントカード類を持っていない方がほとんどです!
たまーにしか使わない、ポイントカードをお財布にパンパンに詰めて…それって本当にお得なのでしょうか?
まずは、頻繁に使うスーパーのポイントカードなどを残して、ポイントカード類を手放したいところ。
また、最近はポイントもアプリ登録で貯められたりします。
が、モノが増えないからとむやみにアプリ登録するのも考えものです。
人は目に見えるものだけでなく、些細な気がかりでさえ、無意識にエネルギーを注いでしまいます。色んなところで少しずつエネルギーが漏れているのです。
登録するのであれば「使う頻度の多いものだけ」を、ぜひ意識してみてください。
ミニマリスト女性の生活5、情報

これまでの項目でも少しずつ触れてきましたが、とにかく今の社会は情報過多で、無意識にたくさんの情報を浴びてしまっています。
だからこそ、ミニマリスト女性は、意識的に不要な情報は遮断しています。
例えばテレビ。
持たない、見ない、という選択をすることで、テレビという「モノ」だけではなく「情報」を手放しているのです。
自分はどんな情報を欲しているのか。
いつまでも受け身でいるのではなく、自分から欲しい情報にアクセスするために、いらない情報を手放す必要があります。
今あるものを握りしめ、執着したままでは、ミニマリストの思考にはなれないのです。
私自身、いつも感じていることですが、情報は意識的に手放しても、またすぐに入ってきます。
それは自然なことですし、だから人は学べるのでしょうが、溜め込んでそのまま放置するのではなく、循環させることが大切なのだと思っています。
ということで、まずは簡単にできることから始めてみましょう。
例えば…
・スマホの中の、もう必要のないアプリをアンインストールする、
・スマホの中の、いらないメモを削除する、
・スマホの中の、ゴミ箱を空にする
など、スマホの中の整理は、視覚にもすっきりしてオススメです。
ミニマリスト女性の生活6、家事
ミニマリスト女性の部屋は、物が少ないため、掃除がとてもしやすいです。
もちろん床に物はありませんから、すぐに掃除機をかけられます。
週末に1週間分の掃除や洗濯をするのではなく、家事もコンパクトだから、毎日こまめにすることができるのです。
私はとても面倒くさがりで、モノも多い生活が長かったので「毎日掃除をしよう…!」 と決めても、すぐに挫折していました。
けれどモノが減ってから、掃除をしていない空間の方が気持ちが悪くて、自然と掃除をする習慣が身につきました。
モノが少ないと、掃除などの家事も簡単になり、日常のルーティンの一部になります。
だからまずはモノを減らすことが大切なのです。
またミニマリスト女性は、食事もコンパクトにされています。
例えば、ある程度、家で食べるものや献立を決めている方が多いです。
これはライフスタイルにより、自分に合った方法を選んでいくのがポイントです。
私自身は、週末に外食することが多いので、その時は楽しみながら好きなものを食べ、平日は玄米ご飯と納豆にお味噌汁、または野菜スープなど、軽めで質素な食事をしています。
また現代は当たり前のように3食、食事をとっている人が多いですが、「本当にお腹が空いたときだけ食べる」このシンプルなことができるだけで、 体の中も整い、家事などをするエネルギーも湧いてきます。
モノが少ないから家事が簡単になり、そこに余計なエネルギーを使わないから、自然と家事をして整った空間にいたくなる。
そんな良い循環を作っていけるのです。
ミニマリスト女性の生活7、時間

モノが少ないので、探し物をする時間が減り、その分、自由な時間が増えます。
なんと人生で換算すると、人は150日近くも探し物をしているそうなんです…!考えただけで恐ろしいですね…
「ミニマリスト」までは難しくても、少しでもモノを手放すことで、探し物の時間を減らして、その分、自分の好きなことに使えたらいいと思いませんか?
また、モノが少ないと、些細な気がかりが減り、不要なことに意識を向けずにすみます。
モヤモヤ考え事をする時間が減り、集中力がアップしますよ!
ミニマリスト女性の生活、まとめ

ミニマリスト女性は、ただ少ないもので暮らしているのではなく、自分の価値観を明確にしていった結果、モノの少ない暮らしをしています。
そして、モノにとらわれないからこそ、 自分の欲求に正直に時間を使い、充実した毎日を過ごしています。
どんなにたくさんのもモノを持っていたとしても、この世を旅立つ時は、誰もモノを持っていけません。
そう考えてみると、モノにばかりとらわれていることこそ「もったいない」と思いませんか?
モノがあふれている今の時代だからこそ、勇気を出してモノを手放すことが、 自由で心地よく生きるヒントになります。
ぜひあなたも、ミニマリストのエッセンスを取り入れて、今よりもっと快適な毎日が過ごせますように。
THE BIBLE 〜ミニマリスト 編〜
- モノを減らして、価値観を明確に。
- 本当に大切なことに時間を使おう。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
弥栄ましませ
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