人が寂しいと感じる時、孤独でどうしようもなく不安感におそわれてしまう時、何も手に付かずに動けなくなってしまうことがあります。
寂しい感情からなんとか逃れようとして、とにかく人の多い場所に行ってみたり、仕事の結果で認めてもらおうとしたり、買い物をして寂しさを紛らわせようとする人も多いです。
しかしそれらの行為では、本当の意味で寂しい気持ちを解消することはできません。
あなたの魂が求めていないから、何をやっても満たされることはないのです。
上っ面の行動で寂しい気持ちを紛らわそうとしても、逆に虚しさが大きくなるだけで逆効果だったりします。
今回はそんな上辺だけのテクニックではなく、本当の意味での寂しい気持ちの解消法をお伝えしていこうと思います。
オンラインサロンIYASAKA立ち上げ時運営メンバー。
その人の「魂からやりたいこと」を一緒に探して引き出す天職支援コンサルタントとして活動中。
認知心理学をベースにして一人ひとりと丁寧に向き合うカウンセリング手法は、多くのクライアントから信頼を得ている。
目次
寂しい気持ちを解消するには段階的に考えよう

寂しい気持ちを解消するために、多くの人は寂しさを何かで埋めようとします。
お金を稼ぐとか、人に囲まれるとか、誰かに認めてもらうとか、物欲を満たそうとするとか、様々な方法で心を満たそうとしています。
しかし寂しい気持ちを埋められるのはそんな単純な話ではなく、もっと自分の本質に入っていかなければいけません。
表面的な部分でなんとかしようとしても、いつまで経っても欲求が満たされることはないのです。
なので本質の部分に切り込んでいかなくてはいけないのですが、それはじっくり取り組まなければいけなので時間がかかってしまいます。
寂しい気持ちで辛い、今すぐ何とかしたいという人はまず速攻性のある対処法で乗り切って、落ち着いてから本質の部分にも取り組むという段階的な対処法が必要なのです。
寂しい気持ちを解消する、速攻性のある対処法10選

それではまず、寂しい気持ちを解消するのに速攻性のある対処法をお伝えします。
まずはこれらの対処法を試して、気持ちを落ち着かせたらじっくり根本の部分と向き合うようにしましょう。
寂しい気持ちの対処法1:深呼吸をする
まずは人間追い込まれていると、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっています。
すると脳に酸素が回りづらくなってますます思考が鈍ってしまいます。
ですので一旦深呼吸してみましょう。
そうすることで気持ちも落ちついて、寂しい気持ちにも向き合うことができます。
寂しい気持ちの対処法2:友人と話す
寂しい気持ちが大きくなったときは、友人と会って話してみましょう。
人間は一人でいると、どんどんネガティブな方向に思考が引っ張られてしまいます。
自分の頭の中だけで堂々巡りしてしまうと、いつまでたっても負のループから抜け出せません。
そういう時は仲の良い友人と会って、まずは気晴らしすることが大切です。
寂しい気持ちの対処法3:趣味に没頭する
寂しい気持ちは、何もやることがない時にどんどん膨れ上がっていきます。
ですので趣味や好きなことに没頭してみましょう。
自分がエネルギーを注げるものに対して、情熱をかけられるものに対して真剣に取り組んでいれば、寂しい気持ちが大きくなることはありません。
寂しい気持ちの対処法4:外の空気を吸う
寂しい気持ちに支配されてしまうと、どうしても思考が自分の内側、内側へと向いてしまいます。
そうするとどんどん自分だけの世界に入り込んでしまい、気付かないうちに息苦しくなってしまいます。
そんなときは外に出て新鮮な空気を吸いましょう。
そうすることでリフレッシュできて視野が広くなり、冷静な思考を取り戻すことができます。
寂しい気持ちの対処法5:朝日を浴びる
寂しい気持ちが大きくなったときは、早起きして朝日を浴びてみましょう。
人間は生活リズムが崩れてしまうと、精神的にも不安定になってしまいます。
そうすると寂しい気持ちなど、ネガティブな感情を増幅させてしまうのです。
朝日を浴びると体内時計をリセットできますので、乱れた生活リズムを整えることができ、精神的に安定を取り戻すことができます。
寂しい気持ちの対処法6:大自然に触れる
寂しい気分のときは、自然のある場所に行ってみるのもオススメです。
山に行って森林浴をしてみたり、川辺のせせらぎを聞くのも良いでしょう。
大自然との一体感を感じることで、自分は独りではないんだということを思い出してみるのも良いと思います。
寂しい気持ちの対処法7:内観する
寂しいと感じる感情がどこから来るのか、じっくり自分と向き合って内観するのも良いでしょう。
静かに目を閉じて、「なぜ自分はこんな感情を持っているのか?」「そもそも何が原因なのか」を徹底的に掘り下げていくのです。
自分の思考を支配しているものの正体を見つけ出すことで、囚われている感情から解放されることにもつながります。
寂しい気持ちの対処法8:運動をする
意外に思うかもしれませんが、実は寂しいという感情もエネルギーから成りたっています。
ですのでエネルギーの使い方を変えてあげるのです。
例えば運動することで、寂しいと思う感情にエネルギーを使わないようにするのも効果的な対処法です。
寂しい気持ちの対処法9:新しいことに挑戦する
寂しい気持ちの対処法として、何か新しいことに挑戦することも効果があります。
資格取得に取り組んでみたり、新しい趣味を見つけてみたり、今まで触れたことのない世界に飛び込んでみるのです。
そうすることで自分の価値観が広がりますし新しい発見を得られますので、寂しい気持ちが湧いてくる余裕もなくなるでしょう。
寂しい気持ちの対処法10:笑う
心理学にジェームズランゲ説という理論があります。
これは人間は刺激→情動→身体変化ではなく、刺激→身体変化→情動という原理で行動しているというものです。
簡単に説明すると、人は「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」ということなのです。
ですので何もなくても先に笑うことで、楽しい気持ちになるのです。
ネガティブな気分になるのは、ネガティブな表情をしているからです。
ですのであなたが笑顔でいれば、楽しい波動を発することになって嬉しい出来事が起こるようになるはずです。
寂しい気持ちの本質とは?

寂しい気持ちに対処する方法をお伝えしてきましたが、これらはあくまで一時的なものです。
まずは一旦気持ちを落ち着かせて、改めて寂しさと向き合う必要があります。
寂しい気持ちはなぜ湧いてくるのか?それは「共感してもらいたい」という考えがあるからです。
自分のことを理解してくれる人がいないと心の奥底で思っているので、人は寂しさや孤独感を感じているのです。
共感してほしくて注意を引くために人と接するのですが、自分のことばかりを注目してほしい人や認めて欲しいという人には、人は好んで近寄ろうとはしません。
仮に近づいてきたとしても、何かしらの損得勘定で寄ってくるだけです。
そういう人がいくら周りにたくさんいても本当に自分のことに共感してくれるわけではないので、いつまでたっても満たされずに寂しい感情が消えることがなく、ますます寂しさを感じて悪循環に陥ってしまうのです。
寂しい気持ちを根本から解消するには
寂しいという感情は「共感してほしい」という思いから湧いてくるものです。
それを根本から解消するには「自分に共感してほしい」と思うのではなく、「相手に共感する」ことが大切になってきます。
自分に共感してほしいばかりになっていると、相手のことをないがしろにしていますので誰も共感してくれないですよね。
先に相手に共感するから自分も共感してもらうことができるのです。
寂しい気持ちを根本から解消するには、まず相手に共感することから始めてみてください。
寂しい気持ちを解消する:まとめ
世の中の多くの人が、心の奥底では寂しさを抱えています。
心の底から理解しあえる、共感しあえる人間関係を築けていないからです。
その寂しさをお金や人や物でで満たそうとしても、決して満たすことはできません。
逆に虚しさが大きくなっていくだけでしょう。
もしも寂しい気持ちに囚われてしまったときは、今回の記事を参考にして自分自身と向き合ってみてください。
THE BIBLE 〜寂しい気持ち 編〜
- 寂しい気持ちは一気に対処するのではなく、段階的に解消していこう
- 寂しい感情の本質は「共感してほしい」という気持ち
- 自分が共感してほしければ、先に相手に共感しよう
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ぜひ他の記事も参考にしてみてください。
それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました。
弥栄ましませ。