成功と失敗に関する名言:渋沢栄一から学ぶ考え方がすごい件

誰でも、失敗はしたくないしできるだけ多く成功を収めたいと思うものですよね。

そして、人生において成功することこそが目的のように考えているのではないでしょうか?

 

最近読んでいる渋沢栄一さんの本で、『論語と算盤』というのがありまして、今回はそれに書かれている、成功と失敗についての考え方がすごいので紹介したいと思います。

 

ほとんどの人は、成功するか失敗するか、ということを重要なことと捉えています。

しかし、成功しようが失敗しようが、実はそれは大して重要なことではないのです。

どういうことか?本の中に書かれている名言を、いくつか引用しながら解説していきます。

 

これを読んでいただければ、私たちがいかに目の前の小さなことにとらわれていたかがわかると思います。

そして、そんなチンケな価値観を超越して、あなたの人生の可能性を大きく開いていくことができるでしょう。

この記事を書いた人

成功か失敗かは問題外

成功や失敗というのは、結局、心をこめて努力した人の身体に残るカスのようなものだ。

現代語訳 論語と算盤(ちくま新書)より

私もそうですが、多くの人は、「成功するか失敗するか」って重要なことだと思っていますよね。

そして、失敗に対する考え方というのがあちこちで議論され、いろんな偉い人たちが名言を残しています。

例えば、かの有名なエジソンは

『私は今までに一度たりとも失敗したことがない。ただ違った方法で1,000回試してみただけだ。』

という言葉を残しており、聞いたことある人は多いでしょう。

 

しかし、渋沢栄一さんは成功か失敗かということは取るに足らないものとしています。

それが、上にあげた名言ですが、最も大切なのは「天地の道理」であり、人としてなすべきことが基準なのだと言うことです。

つまり、人生を通して、人としての責任を果たし、なすべきことを達成する。そこが本質なのであって、成功や失敗などというものはオマケに過ぎない、ということです。

 

成功や失敗というのは、例えば「どんだけ稼いだ」とか「どんだけ有名になった」などといったカスのようなもののことで、それらを重要視しても意味ないということなのです。

しかし、今の世の中、ほとんどの人が目指しているのは「成功」であり、失敗したり成功したりで一喜一憂している。

そんな目先のことよりも、もっと本質的に目指すものがあるのではないですか?というのが、この名言なのです。

 

人生は運命のみで決まるのではない

渋沢栄一さんが本の中で言うに、成功するはずなのに失敗した、という例はいくらでもあると言っています。

本当は成功か失敗か、どちらに転んでもおかしくないのに、たまたま失敗することもあるらしいが、そこを分けるのは『知恵』なのだそうです。

なので、いかに全良な人でも、いざという時に知恵が足りなければ、運命を掴んで切り開くことができないのです。

いい人が必ずしも成功しないのはこのためですね。

 

この運命を掴む、ということが難しいところですが、

普通の人は往々にして、めぐりあった運命に乗っていくだけの智力が欠けている。

現代語訳 論語と算盤(ちくま新書)より

このようにも言ってます。

ようするに、人にはいくつもチャンスや運命の流れが来ているんだけども、多くの人はそれを掴んでのっかることができていないのです。

しかしそれを掴むのが、「智力=知恵」に他ならないということなのですな。

 

ですから、大事なことは、とにかく誠実に努力して自分の運命を切り開くのがよいのです。

それで失敗したら、「自分の智力が及ばなかったため」とあきらめることだ、とも言っています。

逆に成功したら、「知恵をうまく活かせた」と思えば良いとのこと。

 

大切なのは、成功とか失敗に一喜一憂するのでなく、お天道様(神様)がくださった運命に任せることです。

人事を尽くして天命を待つとはこういうことかもしれませんね。

成功や失敗は泡のようなもの

渋沢栄一さんは、価値の多い人生は、正しい行為の道筋だとも言っています。

つまり、自分の成功や失敗などというミクロな視点ではなく、世の中全体にとって正しい行為、価値のある行為をして行けばいいということですね。

だから、正しい行為の道筋に沿って物事を行う者は必ず栄えるし、それに逆らって物事を行う者は必ず滅んでしまうと思う。

現代語訳 論語と算盤(ちくま新書)より

だから、一時の成功や失敗は、泡のようなもの(湧いてはすぐに消えてしまう)なのだ、ということです。

しかし、この泡に憧れて、目の前の成功や失敗にばかり気を取られる人がほとんどなのが現状です。

これが、今の日本人がどこか社会に違和感を抱き、元気や活力が無い原因なのではないでしょうか?

 

さいごに、成功と失敗についてのまとめ名言

成功や失敗といった価値観から抜け出して、超然と自立し、正しい行為の道筋にそって行動し続けるなら、成功や失敗などとはレベルの違う、価値ある生涯を送ることができる。

成功など、人として為すべきことを果たした結果生まれるカスにすぎない以上、気にする必要などまったくないのである。

現代語訳 論語と算盤(ちくま新書)より

もうこれに答えが詰まっていると言える名言だと思います。

もし、何をしたらいいのか?あなたがわからないで迷っていたら、目先の成功や失敗など手放して考えてみてはいかがでしょうか?

 

おそらくほとんどの人が人生に迷うのは、世の中では成功か失敗かが重要なこととして議論されているせいです。

つまり、重要視するべきポイントがズレている。

だから、本質が見えなくなってしまうのではないでしょうか。

 

渋沢栄一さんほどの人物が、「成功など、まったく気にする必要がない」とおっしゃっているくらいですから、きっとそうなのでしょう。

だから、安心してこの言葉を受け入れ、成功か失敗かなどにとらわれず、「人として為すべきこと」を信じて進むことが大切ということですね。

この名言は、真っ当な行いを為す人生を目指す人にとって、心強い言葉だと思います。

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