こんにち和。
ご覧いただきありがとうございます。
前回はスピリチュアルの意味についてお話しました。
前回記事
スピリチュアルとは何か?どういう意味か?幸せになれるの?そんな疑問を徹底解説!
スピリチュアルという言葉は以前に比べて世間的にかなり認知されるようになりました。
しかし怪しい、怖いなど嫌悪感を感じる人も一定数います。
そういう人になぜそう思うのですか?と尋ねると、
「ハマっている人が幸せそうに見えない」
という意見を多く聞きます。
確かにスピリチュアルにハマっている人で間違った解釈をしてるために自分から不幸に陥っている人が数多くいます。
今回の記事ではスピリチュアルを勘違いしてなかなか幸せになれていない人の問題点を解説していこうと思います。
もしもあなたがスピリチュアルを実践していてもなかなか幸せになれないと悩んでいるならばぜひ参考にしてみてください。
オンラインサロンIYASAKA立ち上げ時運営メンバー。
その人の「魂からやりたいこと」を一緒に探して引き出す天職支援コンサルタントとして活動中。
認知心理学をベースにして一人ひとりと丁寧に向き合うカウンセリング手法は、多くのクライアントから信頼を得ている。
目次
スピリチュアルは危険なのか?

前回の記事でもお話しましたが、スピリチュアルとはそもそも人間の幸せを追求したものです。
もしも幸せじゃない、という人がいたらそれは解釈や実践方法が間違っているということになります。
なぜならスピリチュアルの言っていることというのは、
目に見えない世界をどのように説明するか
ということだからです。
現在の科学では認識できない世界の領域を
「実はこのようになっていますよ」
と伝えているものなのです。
人間が科学で理解できる範囲なんて、地球や宇宙の中でほんの数パーセントのことでしょう。
いくら科学が発達したからといっても、解明されていないことはたくさんあります。
とくに人間が宇宙の謎を解明できたのは全体のわずか4%とも言われています。
宇宙の96%はまだまだ謎なのです。
が、謎だからといっても存在しない訳ではありません。
その解明されていない領域をスピリチュアルで補っているという図式になります。
科学では解明できないけれど、
「こう考えたら説明がつく」
という知識がスピリチュアルなのです。
「引き寄せの法則」だとか「神さま」「守護霊」などが存在すると考えた方が合理的だったからスピリチュアルとして説明されだしたのでしょう。
こう考えると、スピリチュアルが人を幸せ・不幸にするのではなくスピリチュアルをどう扱うかで変わってくることがわかります。
例えば「万有引力の法則」は誰もが知っていて、科学的にも解明されています。
だからと言って
「万有引力の法則を知っていたら幸せになれます!」
とはならないですよね笑
万有引力の法則を正しく理解して、上手く使いこなせる人が幸せになれるのです。
いくら法則を知っていても、誤解していたり使いこなせてなければ不幸に陥りますよね。
スピリチュアルもこれと同じことです。
スピリチュアルで不幸になる人というのは何かが間違っているのです。
スピリチュアルの危険な勘違いとは?
ではスピリチュアルで勘違いしがちなポイントをお話していきましょう。
スピリチュアルの危険な勘違い1. 絶対的な教えがあると思っている
この世にはどんな時代でも、どんな人にでも適用する絶対的な教えはありません。
例えば徳川家康は天下を統一しました。
では現代の私たちが徳川家康と同じことをしたら天下を取れるでしょうか?
ありえないですよね笑
孫正義さんはソフトバンクを立ち上げて日本有数の実業家になりました。
ですが私たちが孫さんと同じことをしたとしても、同じようにソフトバンクは作れません。
その時代、その環境、その人だから成功できたのです。
同じように幸せに関しても、ある人が幸せになった過程をそっくりそのまま実践したとしてもまったく同じ幸せにはならないはずです。
その人にとっての幸せのポイントが違うからです。
誰もが等しく幸せになる教えというものは残念ながら存在しないのです。
その都度その都度で自分で考えなければいけないのです。
あなたにはあなただけの幸せのなり方があるのです。
先ほどスピリチュアルは人間が幸せになるために見えない世界を理解するためのものと説明しました。
スピリチュアルは幸せになれる絶対法則ではないのです。
「夏は暑い」とか「夜は暗い」とか自然の法則のようなものです。
「こうすれば幸せになれる」という教えではないです。
スピリチュアルに幸せを求めて不幸になる人というのは、
「この教えを疑いなく守れば幸せになれる」
と思い込んでいる人が多いです。
極端に言うと徳川家康と同じことをすれば天下が取れると思っているようなものです。
「教え」なるものに依存してしまい、自分の頭で考える事を放棄しているとも言えます。
もちろん参考にすることはあるでしょうが、盲目的に信じ切るのは危険だと言えます。
自分が幸せになりたければ、常に自分の頭で考えて対応していきましょう。
スピリチュアルの危険な勘違い2. 現実を見ていない
前回の記事でスピリチュアルというのは
心の平安を保つためのもの
とお伝えしました。
スピリチュアルを実践していくと、心は落ち着いてきます。
リラックスした状態を保つことができるからです。
しかしそれ以上のことは起こりません。
あくまで精神的に満たされた状態になって終わりです。
精神的に満たされたからと言って、経済的に満たされるということにはなりません。
例えば収入が低くて生活が苦しいという人がいたとして、スピリチュアルで「私はお金がなくても幸せだ」という考えを持つことは可能です。
そう考えられれば、生活がどうであれその人は幸せだと言えるでしょう。
しかし精神的に幸せにはなったとしても、経済状況まで変わったというわけではありません。
「引き寄せの法則」で幸せになれると信じて不幸になっている人は、ここを勘違いしている人が多いようです。
スピリチュアルの効果は精神的に満たされることなのに、なぜか経済的にも満たされるという解釈をしているのです。
これには理由があります。
スピリチュアルの世界は想像の世界だからです。
スピリチュアルに入り込みすぎると、想像の世界にどっぷり浸かり過ぎることになります。
そうすると現実が見えなくなってきます。
想像の世界で現実の世界をコントロールできると勘違いしだすのです。
想像の世界と現実の世界は影響し合ってはいますが、どちらか一方がもう片方を支配しているわけではありません。
どこでどう勘違いしたのかはよくわかりませんが、引き寄せの法則で願いが叶うと思っている人は想像の世界が現実の世界を支配していると思っています。
あまりに現実しか見ていないとストレスがかかり精神的に消耗していきます。
そういう時はスピリチュアルに浸って精神的な安定を求めるのは良いでしょう。
しかしスピリチュアルの世界に入れ込み過ぎて空想の世界から出て来れなくなるのは危険な行為です。
現実とのバランスが崩れてしまうと、スピリチュアルで不幸になるので行きすぎないように気をつけてください。
スピリチュアルの危険な勘違い3. 自己中・ワガママになる

「引き寄せの法則」を実践しようとする人が陥りやすい罠です。
引き寄せの法則では、
「自分がそう思ったら、その通りの現実が起きる」
と言われています。
これを勘違いしてしまうと、自分の思い通りの世界を引き寄せようとしてワガママになってしまう場合があります。
「私がこう思っているのだから、現実もこうなるはず!」
と思い込んで、周りの迷惑をかけても気にしない行動をしてしまうのです。
これは世の中は人と人との関係で成り立っているというとても大切な大前提を忘れてしまっているのです。
自分の世界も確かに大切なのですが、それと同じように相手には相手の世界があります。
お互いの世界を大切にしないと、世の中は成立しませんよね。
地球は自分中心に回っているのではありません。
他人や他の動物や自然と共存しながら生きています。
相手がいるという視点を忘れてスピリチュアルにハマると、人は離れていきます。
誰も自己中な人と一緒には居たくないですよね。
すべての人に好かれることはないですが、ワガママで他人から嫌われている人はどう考えても幸せにはなれません。
自分中心の考えになっていないか常に気を配れるようになりましょう。
スピリチュアルの危険:まとめ
今回の記事ではスピリチュアルを誤解して不幸になる人の特徴を挙げてみました。
せっかく幸せになりたいと思ってスピリチュアルの世界に踏み込んだのに、逆に不幸になんてなりたくないですよね。
しかし現実には泥沼にはまって苦しんでいる人が世の中には多くいます。
目に見えない世界の話だけに、常に冷静な判断を持って生活していきたいものですね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの成功と幸せをお祈りしています。
弥栄ましませ。
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