「掃除と片付けの違い」と言われて、説明できますか?
学生時代の私は、本当に片付けられない、残念な女でした。汗
たーまに「このままではいかん!」と、張り切って片付けと掃除をしようと試みるのですが、そもそも「片付けと掃除」の違いなんて気にしたこともなくて、「とにかくなんとかしたい!」と、気合だけで始めるので、見えないところに物を押し込み、掃除機をかけて、一時的にすっきり!って感じでした。苦笑
だから結局、探し物をするときに、押し込んだものを出さないと見つけられなくて、また部屋が散らかるのですね…
負のスパイラル…!
そうならないためには、順番を守ること!
これを意識するだけでコツがつかめ、毎日の掃除と片付けが格段に楽になりますよ!
それでは、最後までよろしくお月愛ください^ ^
目次
掃除と片付けの違い、掃除と片付けは別物です

掃除と辞書で調べると…
1 はいたりふいたりして、ごみやほこり、汚れなどを取り去ること。「庭を掃除する」「ふき掃除」(デジタル大辞典)
片付けを辞書で調べると…
散らばっているものをきちんとした状態にすること。また、ごたごたしている物事を整理すること。「部屋の片付けをする」(デジタル大辞典)
つまり、散らばっているもの、ごたごたしているものを整理しないと、掃いたり拭いたりできない(しづらい)のです…!
だからまずは「片付け」から!!
片をつけてから、清めるのです。
掃除と片付けの違い、まずは片付けから!

掃除と片付けの違いを明確にしたところで、片付けをしていきましょう!
片付けにもコツをつかむための順番があります。
順を追って進めていきましょう。
片付けの順番①、モノを減らす
モノが多い状態で整理整頓しようとしても、なかなか進まない…なんて経験はありませんか?
私は長いこと、そんな感じでした。汗
特に実家で暮らしていた子供の頃は、自分で稼いだお金ではないし、身の回りは買ってもらったものや学校から持ち帰ったものばかりです。
必要不要、好き嫌い関係なく、「捨てる」という概念がありませんでした。
だから、使いもしないかわいい消しゴムが山のようにあったり、読みもしない頂き物の本がたくさんあったりしていました。
だから、居心地悪いんです。自分の部屋が。笑
整理整頓しているつもりなのに、いつもごちゃごちゃしてて、労力の割に何も変わらなくて。
で、だんだんやってもやらなくても変わらないな…なんて諦めてしまい、足の踏み場もない状態に…笑
この頃は、身の回りだけでなく、本当に頭の中もごっちゃごっちゃでした。
何が大切なのか、必要なのかも考えてこなかったので、自分の頭で判断もできなくて。
「捨てる」って、些細なことのように思いますが、人間らしく思考して生きていくことの基礎のように感じています。
さて、脱線してしまいましたが、それだけ、ものを減らす、捨てるというのは大切なことで、ここからがスタートなんだ、という意識で始めていきましょう!
私の基準は、
収納に収まるだけしかものを持たない
収納できないものは手放す
というルールを作っています。
最近は、収納の中もかなり余裕が出てきましたが、
「見える場所にものを出したままにしない」
を目安にされると、ぐっとその後の掃除がしやすくなります。
とはいえ、もし今、ものすごくたくさんのモノに囲まれて暮らしているとしたら、捨てるのも大変だと思います。
精神的にも、時間的にも。
なので、自分比で構わないので、少しずつでも、ものを減らしていきましょう。
この時に、家族と暮らしている人は、人のものは勝手に捨てないように!!
トラブルの原因になります…!
まずは自分のものから。
そして、どうしても家族のものが気になるようでしたら、「この空間だけは片付けを死守する!」という聖域を作ってみてください。
片付けの順番②、動線を考える
ものが減ってきたところで、収納したいのですが、その前に、「どこで使うものなのか」考えてからしまいましょう。
例えば、いつも玄関から遠い部屋の引き出しに印鑑をしまっていて、宅急便がくる時にいるもモタモタしてしまうとしたら、玄関に近い場所に保管するなど、動線を考える。
着替えをする時に、いつもあっちこっちの棚を開け、どこだっけ?と探してしまうようなら、衣類の収納の仕方を変えてみる、など。
些細なことですが、それだけでもストレスを減らすことができますよ。
片付けの順番③、収納する
そして、やっと収納です。ここでのポイントは、取り出すときのことを考えて、ゆとりを持たせること。
収納に収まったとしても、新しい箱ティッシュを、奥深くに収納してしまい、なかなか取り出せない…というのであれば、実用的ではありません。
実用的でない=不便なこと、はストレスが溜まりますし、なかなか続きません。
食器もたくさん重ねていて、使いたいお皿が取り出しにくいと、使う頻度が減りませんか?
素敵なお皿をたくさん持っていたとしても、普段使うお皿は、安物ばっかり、なんてことがあるかもしれません。
本当にお気に入りのものを、大切に使えるのが理想ではないでしょうか?
片付けを通して、理想の自分に、心地の良い空間に、一歩ずつ近づいていきましょう!
掃除と片付けの違い、片付けが終わってから掃除しよう

お待たせしました、ここからが掃除です。
掃除とは、ふいたりふいたりして、ごみやほこり、汚れなどを取り去ることでしたね。
そのための道具について見ていきましょう。
掃除のコツ①、掃除道具はミニマルに!
ホコリ取り、掃除機、クイックルワーパー、コロコロ、各種洗剤…
ネットでも100円ショップでも、たくさんのグッズや、専用の洗剤が売っています。
これらがたくさんあれば、上手に掃除ができる、というわけでもないですよね。
けれど、雑巾1枚で、すべてを掃除します…!
というのも、なかなか難しいと思います。
私たちは、一日中掃除しているわけにはいきません。
できるだけ簡単に、手早く掃除をして、残りの時間を、心地よく、仕事や遊び、家族との時間に費やしたいですよね。
なのでキーワードは「ミニマル」です!
「ミニマル」とは、可能な限り少ない量という意味です。
似た単語でミニマムがありますが、こちらは最低限、最小単位、という意味ですから、「ミニマル」の方が、柔軟性のあるイメージですね。
例えば毎日、雑巾で床を磨けたらいいけれど、なかなかそんな余裕がない…だからやらない…
ではなく、だったら、エコの視点で考えると、改善の余地ありだけれど、まずはクイックルワイパーから始めてみるとか。
毎日、自分で四隅まで掃除機をかけられればいいけれど、それどころでなく忙しいのであれば、お掃除ロボの力を借りるとか。
可能な限り少ない量の掃除道具で始め、必要であれば買い足していく、そして、循環させていくことが大切です。
掃除のコツ②、上から順に
例えば、掃除機をかけてから、空調の掃除をすれば、また床がホコリで汚れてしまいます。
当たり前ですが、掃除は「上から順に」がポイントです!
我が家はマンション住まいですが、案外すぐにトイレと洗面所の上の空調にホコリがたまります。
なので、毎日は掃除していませんが、月に2回ほど、外してホコリを取るようにしています。
そんな時は、ついすべて掃除してから「あっ、空調…」となって、また掃除機を出したりするのですが、2度手間にならないように、「上から順に」を意識したいですね。
掃除のコツ③、マイパターンを作る
上記の、月に2回の空調清掃もですが、掃除のパターンを決めておくと、
「やろうかな…面倒だからやめようかな…」
なんて、無駄に悩むことなく動くことができます。
また、一気にすべてをやろうとしなくても、
朝はホコリを取ってから掃除機、
夜はお風呂上がりに、そのままお風呂掃除、
気合を入れたなど、キッチンの掃除は週末
などなど、自分の生活リズムに合わせてパターンを作ってしまうと、習慣になりやすいです。
習慣になれば特に労力もなく、生活の一部になりますので、生活リズムや部屋の動線を考えてマイルールを決めてみましょう!
掃除と片付けが簡単に続く、ベストな環境を覚えておく

そして大切なのが、片付け、掃除をして整っている時の空気感を目で見て、肌で感じてインプットしておくことです。
そして、物が増えて違和感を感じたら、片付ける!
その繰り返しです。
いくら最初にものを減らしても、普通に生活しているだけで、ものは増えてしまいます。
だから、整った環境が「通常!」になるように、その空気感を忘れないように意識してみてください。
掃除と片付けが簡単に続く、キレイなままを保つ習慣

例え自分でものを買わなくても、知り合いからの頂き物や、サンプル品、チラシなど、捨てない限り、ものは増えていく一方です。
とはいえ、気づかぬうちに、自分で買ってものを増やしていることがほとんどではないでしょうか?
そこで、キレイなままを維持する方法を、3つをまとめました。
キレイを保つ習慣①、買うときによーく吟味する
セールになっていたから…服を買う
あると便利かも…収納グッズを買う
古くなったから…バッグを買う
私は、よーくこんな買い物をしていました。汗
けれど、片付けと掃除ができるようになってからは
セールになっていても、必要で似合う服でないと買わない
収納グッズ買わない。どうしても必要なら計画的に買う
古いものを手放しても、他に代用できるバックがないか、先にチェックする
こんな感じで、吟味するようになりました。
それでも、買い物の失敗をして反省することもありますが、以前に比べると、かなり無駄使いが減りましたよ。
欲しい!と思った時に
本当に必要…!?
なくても困らなくない??
これを買うことで、豊かな気持ちになれる…?
と自問自答してみてください。
ここでもポイントはミニマルです。
無駄をすべて排除するのではなく、役に立たなくても、なくても生活できるものでも、自分を豊かにしてくれるものなら買う
そんなゆとりが、美しい空間と心を育組んでくれるように感じています。
キレイを保つ習慣②、ストックを持ちすぎない
トイレットペーパーなど、多少のストックは必要だと思いますが、必要以上に持ちすぎないことが大切です。
例えば、調味料とか、缶詰とか、日持ちがするからと買いだめをしてスペースを無駄にしていませんか?
あと、ラップとか洗剤とか。
で、そのことをすっかり忘れてまた買ってしまったりして。
ストックも持ちすぎず、循環させていくようにしたいですね。
キレイを保つ習慣③、収納場所を決める
最後に収納場所です。
例えば、電池を買って、リビングと書斎と…というように、バラバラに置いておくと、かなりの確率で、どちらかを忘れてしまいませんか?
なので、同じものは同じ場所に集める、そして、ものの定位置を決めてしまうのがオススメです。
最初は面倒かもしれませんが、一度整えてしまえば、元に戻すだけです。
できるだけシンプルに、快適に過ごせる環境を整えてしまいましょう
掃除と片付けの違い、まとめ

掃除は、
はいたりふいたりして、ごみやほこり、汚れなどを取り去ること。
片付けは、
散らばっているものをきちんとした状態にすること。
という違いがありました。
そして、片付けをしてから掃除を行うことで、ストレスなく整えることができます。
ぜひ、片付け、掃除のマイパターンを作り、気持ちのよい空間を維持しましょう!
THE BIBLE 〜片付けと掃除の違い 編〜
- 片付けてから掃除する
- キーワードは「ミニマル(可能な限り少ない量)」を目指すこと
あなたの人生が、ますます加速しますように!
弥栄ましませ
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