テレビを長時間見ていて、見終わって電源を切った瞬間にドッと疲れが出ることってありませんか?
別に体を動かしたわけでもないのに疲労感が出てきてぐったりしてしまって、その後の時間も何もやりたくなくなってしまいます。
なんだか頭も回らないしやる気も出なくて、思考が停止したかのようにボーッとしてしまいます。
とにかく動きたくない、考えたくないといった状況に陥ってしまうのです。
これは一体どういうことなのか?なぜ疲れてしまうのか?それにはほとんどの人が知らない恐ろしい秘密が隠されているのです。
そしてこれを知らないばっかりに、多くの人が何もすることができずに人生を無駄にすごしてしまっています。
今回はテレビを見ると疲れる本当の理由をお伝えするとともに、あなたの人生を大きく飛躍させる考え方をお伝えしていきます。
オンラインサロンIYASAKA立ち上げ時運営メンバー。
その人の「魂からやりたいこと」を一緒に探して引き出す天職支援コンサルタントとして活動中。
認知心理学をベースにして一人ひとりと丁寧に向き合うカウンセリング手法は、多くのクライアントから信頼を得ている。
目次
テレビを見ると疲れるのは目の疲れのせいだけじゃない

テレビを長時間見ると疲れるというのは、単純に考えて目からの疲れということも考えられます。
目を酷使するため目の周りは確かに疲れてしまいますし、実際に眼精疲労に悩む現代人は数多くいます。
しかし目の疲れ、頭の疲れだけならわかりますが、テレビを見終わった直後の体全体がぐったりしてしまった感じ、目の疲れだけでは説明しきれないのではないでしょうか。
体全体がだるい、何もしたくない、倦怠感のような感じです。
たしかに体の疲れは目の疲れも原因の一部ではあるかもしれませんが、実はもっと別の大きな理由が隠されています。
テレビを見ると疲れるのは、脳がフル活動している

人間の脳は情報に触れると、無意識でもの凄く膨大な処理をして働いています。
表層的な意識には出てきませんが、意識下ではフル活動しているのです。
街に出てお店の看板を見るだけでも自動的に処理していますし、広告なんか目に入っても高速で処理しています。
例えば折り込みチラシを手に取った瞬間に、この店はどこにあるのか?何を取り扱っているのか?自分にはどんなメリットがあるのか?どんなデメリットがあるのか?相手の本音は何なんだろう?など、瞬時に様々なことを考えているのです。
チラシや看板ですらいろいろ処理しなければいけないのに、それがテレビやスマホなどの動画になったらとんでもない量の情報量を受け取ることになります。
動画の情報量は文字や写真だけの情報量と比べると、5000倍以上だとも言われています。
テレビやスマホで動画を見るということは、それだけ多くの情報を脳に処理させているのです。
脳を酷使し過ぎの現代人
現代人が一日に接する情報量は、江戸時代の人の一年分、平安時代の人の一生分だとも言われています。
それくらい現代の環境は情報に囲まれているのです。
情報に接しているということはそれだけ脳が働いているということです。
しかし人間の進化が時代の変化に追いついていないので、脳は情報に晒されてかなり負担をかけさせられている状態なのです。
日中仕事をして帰って来てさらにテレビなんか見ていたら、脳が休まる時間などないですよね。
現代人は常に情報に晒されているので、自分にとって本当に大切なことにエネルギーを割く時間も余力も残っていないのです。
テレビとあなたのエネルギー循環

テレビを見ると疲れるのは脳が情報処理しまくっているという理由のほかに、実はもう一つ大きな大きな原因があります。
その説明をする前に、エネルギーの概念についてお話する必要があります。
こちらの記事によく分るようにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
簡単に説明しますと、この世はエネルギーのやり取りで成立しています。
エネルギーは人間の呼吸のように、吸って吐いてをするように、出して受け取って出して受け取ってを繰り返しています。
人間は呼吸が止まると生きていけないのと同じくエネルギー循環が止まると死zんでしまいますので、常に誰かとエネルギーを交換することで循環を繰り返しています。
例えばあなたが読みたい本を買ったとすると、あなたの持つエネルギーをお金に変換して、本というエネルギーと交換しているのです。
他にもSNSで発信して、コメントやいいねをもらうと嬉しいといった感情が湧きますよね。
これは自分で情報を発信することでエネルギーを提供して、コメントやいいねという形でエネルギーを返してもらうことで、循環が起きているのです。
テレビを見ると疲れるのは、エネルギーを浪費してしまっているから

もしかしたらテレビを見ても別にお金を払っていないしエネルギーを使ってないんじゃないか?と思うかもしれません。
しかし実はしっかりとエネルギーは使っています。
それは時間というエネルギーです。
時間というものは、人間が使える最も貴重といって良いエネルギーです。
運動エネルギーならば休めば回復しますし、お金ならば稼げば取り返せます。
しかし時間だけは取り戻すことはできません。
そんな貴重な時間を使ってテレビを見るのですが、テレビから得た情報のエネルギーをどう使っているかが問題になってきます。
テレビから得たエネルギーを、多くの人は感情に変えて消費してしまいます。
バラエティ番組を見て「面白い、楽しかった」と思ったり、スポーツ番組を見て「興奮した!」と思ったり、ドラマを見て「感動した」などと、感情を味わうことが多いと思います。
しかし感情をエネルギーに変換してしまうと、消えて残らずなくなってしまいます。
そしてエネルギーが枯渇して疲れがドッと出てしまうのです。
エネルギーを浪費しないために
エネルギーを感情に消費してしまうと手元に残らずになくなってしまうとお伝えしましたが、これは感情を味わうなと言いたいのではありません。
感情を感じないということはロボットになってしまいますので、そうではなく感情に浸り過ぎないことが大切だということです。
そして感情に浸り過ぎずにエネルギーを浪費しないコツとしては、「感謝」することです。
感謝はエネルギーを浪費しない効果を持っています。
例えばテレビのバラエティ番組を見て「面白かった」で終わらすのではなく、面白い番組を見れたことに感謝してみましょう。
すると「笑いというエネルギーを受け取ったから明日から頑張ろう」とか、「自分もユーモアを持って周りを明るくしていこう」と思えてきます。
これはエネルギーを浪費することなく、循環のために使うことにつながっていきます。
最初はこじ付けでもいいので、感謝をすることを意識してみてください。
そうすればあなたの人生はエネルギッシュになっていき、劇的な変化を得られるはずです。
テレビを見ると疲れる理由:まとめ
THE BIBLE 〜テレビを見ると疲れる 編〜
- テレビを見ることで、脳は膨大な情報処理をしている
- 多くの人はテレビを見ると感情にエネルギーを使ってしまっている
- エネルギーは感情で消費するのではなく、感謝すると消えずに残る
現代人の多くはエネルギーの概念を知らずに貴重な人生の時間を無駄に浪費してしまっています。
テレビや娯楽で楽しむのは良いのですが、そこにエネルギーを費やしすぎてしまうことは問題です。
しかも情報に溢れすぎてしまっているので、何が自分にとって本当に大切なことなのかを見失ってしまっているのです。
あなたがもしも自分の人生を生きていきたいならば、ぜひ今回の記事を参考にしてエネルギーを浪費せず有効に活用した生活を送っていってください。
あなたがまず幸せになり、世の中に貢献できる人間に成長していけるお手伝いができるよう、当ブログでは今後も有益な情報を惜しみなく発信していきます。
それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました。
弥栄ましませ。