【体験レポート】災害支援ボランティア参加報告@栃木県小山市ーその2

前回、栃木県小山市にて、台風の災害ボランティアに参加したレポートを書きました。

今回はそれの続編(2日目〜4日目)です。

前回のレポート(その1)はこちら➡︎【体験レポート】災害支援ボランティア参加報告@栃木県小山市

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2日目

私が参加して2日目となる10月18日は、17日まででかなりの依頼件数が完了したこともあり、一般には募集していませんでした。

ですので、私を含め十数名、前日から頼まれていた人だけが参加する感じになりました。

 

ということで、2日目の指令を受けるために庁舎の中へ。

するとすでに何名かの方が待合所で雑談しています。

 

職員さんから指令を受けると、2日目のミッションは昨日入った、例のネコ屋敷とのこと。

昨日の最後に、

「最も人が行きたがらないところにしてください!」

と啖呵を切ったこともあり、あらかた想定はできておりましたぞ。

 

ということで装備を準備。昨日終わった後の報告で伝えていた、

  • ヘッドランプ(電気つかなくて見えない)
  • 大量の大きなスポンジ(ワイパーではけない水を吸い取る)
  • 無限の雑巾
  • お風呂掃除スリッパ
  • 強力なマスク
  • 虫除け、殺虫剤
  • 水切りワイパー何本か

これらをしっかり用意してくれているあたり、職員の方もかなり経験値が高いようで頼もしいです。

装備の一部。あらゆる場面を想定して準備する

 

なんだか昨日一度行ってるから、という理由で今回もリーダーということになり、いざネコ屋敷。

そういう役目なのかなあ

現場に到着しましたが、住民の方はあまり、「どこをどれくらいまでやってほしい」というのが無いらしく、はっきりしない。

ご主人がそんな感じなので、

「リーダー、何やればいいんすか?」

みたいな感じになる。まあそうなるよね。

 

ボランティアのチームは、その日集まった人員でランダムに構成されますから、老若男女いろいろいるわけです。

そんな多様な種別の人たちのチームをまとめて、何かをするのって かつて某飲食店のエリアマネジャーをしていた時のことを思い出します。

 

リーダー何やんすか?と聞かれたら、自分もよくわからんのだけど、、、という訳にもいかないので、とにかくまあなんとかご主人と話をしながらやる箇所を決めていきます。

 

意図せずこういう役回りになることが多いんですが、そういう星に生まれたんですかね〜と思う。

そんなこんなで作業を進め、最後には巨大なムカデくんが出現したがなんとか倒し、無事完了となりました。

3日目

ボランティア初日にもらったご案内にはこう書かれていました。

「慣れない作業をすることは、心身に想像以上の負担がかかります。無理しない範囲で行ってください」

ふーん。

まあそりゃそうだよね、と思い、そこまで気に留めなかったんですが、、、

 

3日目、布団の中で起きられない。。。

一応3日目は休みとのことで、ボランティア活動はもともと無い予定ではあったんですが、、、

それにしても起きられない。体が痛い。

確かに、予想以上に食らっていたようです。

単純な体の疲れもあるし、やはり被災地ですから、かなりネガティヴエネルギーも受けているんだろうなと思います。

 

てなわけでグダグダしてしまったんですが、ちょっとウワサに聞いていた佐野市の様子が見たいと思いまして、車を走らせ現地に行ってみることに。

佐野市は秋山川という川が決壊し、住宅にかなりの被害がでているとのこと。

 

到着してみると、こんな様子、、、

決壊現場付近のスーパーの駐車場。集めた泥はまだそのまま

というか、明るいうちに撮れよというツッコミもありますが、見づらい写真で勘弁してくれ。

代行車やさん。数十台の代行用車両が壊滅状態。

中古車屋の車も壊滅

住宅地の道路にはまだ大量の汚泥。住民もほとんど戻っていない

 

こんな状況でした。

何件かのお宅では、浸水した1階部分の清掃をしていましたが、ほとんどの家は真っ暗でまだ住民のほとんどは避難中のようです。

この日の時点でほとんどの案件が完了した小山市と比べて、本格的な作業はこれからという状況に、胸が痛みます。

 

4日目

一応、小山市はこの日で最後になるだろうとのことで、残り2〜3件のミッションのために出陣します。

最後まで残っているメンバーは限られているので、職員さんと数名のメンバーはすでに顔見知りです。

なんだか出勤してるみたいで、懐かしさをおぼえました。

 

最終日の午前中のミッションは、床拭きなど仕上げ掃除のミッションでした。

初顔合わせのメンバーでしたが、なんとなくここでもリーダーと言うことになり、サクッと作業して難なく完了。

ご主人がちゃんと、どこまでやってくださいと指示してくれたのでとてもやりやすかった・・・

 

午後からのミッションはいよいよラスト案件。

今までの住宅地オペレーションとは打って変わって、農地ミッション。

流れてきたワラ的な草を、ひたすらかき集めるというものです。

こんな感じのを↓↓↓↓↓

この枯れ草を全て集まるミッション

とにかくゴミ袋に入れてくのです。

最後は職員さん含め、15人くらいのビッグチームで人海戦術であります。

 

休憩タイム。ご依頼主のお宅の庭にて、現役の井戸を発見。

気のいい物知りのおっちゃん(ナカムラさん)が調子にのる↓↓↓↓↓

ナカムラさん、奥様とご一緒に参加されてて、午前中も一緒でしたがケンカとかはじめてとても仲の良いご夫婦でござんした。

奥さんもけっこうなお歳でしたが、そりゃもうテキパキと、元気なこと。

まるでほんとうのじっちゃんばっちゃんと庭仕事してるみたいで楽しかったす。

 

こんな広大な土地で、膨大な分量を集めるんですが、さすがに大人数でやると早いこと早いこと。

集めたゴミ袋の山①

集めたゴミ袋の山②

一体何袋になったんだろうか?

 

ごく一部ですがビフォーアフター↓↓↓↓↓

ビフォー

 

アフター

 

こんな感じで全行程終了。

小山市は県内一番乗りで全ニーズを完了したとのこと。

感想

最後になりますが、印象的だったのは、ボランティアする人の注意事項と言うことで書かれていたものです。

「被災された方に、がんばってください、は言わないようにしましょう」

というご案内があったことです。

 

いままで自分は、被災されたんだから、励ましてあげるのが大事だと思ってました。

確かに励ますのは必要なんだけど、それよりもまずは”労い”だそうです。

 

確かに、被災された方はすでに、「がんばって」いるんですからね。

 

小山市としては一応は収束する方向性ですが、全国的にはまだまだ復旧の目処がたたない地域が多くあります。

むしろこれから、被害の全容が明らかになってくるでしょう。

当然、物理的に全てをお手伝いすることは不可能ですが、まだ苦しんでいる方がいるのだ、ということには、日本国民として気を向けていたいものです。

 

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